{"t":"jpnm","b":75,"chapters":[{"c":1,"v":[{"p":1,"x":"エフライムの山地にあるラマタイム・ツォフィムに、一人の男がいた。その名はエルカナといい、エロハムの子、エリフの子、トフの子、ツフの子で、エフライム人であった。"},{"p":2,"x":"彼には二人の妻がいた。一人の名はハンナ、もう一人の名はペニンナであった。ペニンナには子どもたちがいたが、ハンナには子どもがいなかった。"},{"p":3,"x":"この男は年ごとに自分の町から上って行き、シロで万軍の主*1:3 「主」または「神」は、神の固有名（ヘブル語「יהוה」、一般にヤハウェと発音される）の訳である。ただし、短縮形「יה」（ヤハ）に由来すると明記されている場合を除く。 を礼拝し、いけにえを献げた。そこには主の祭司であるエリの二人の息子、ホフニとピネハスがいた。"},{"p":4,"x":"エルカナがいけにえを献げる日が来た時、彼は妻ペニンナと、彼女のすべての息子、娘たちにそれぞれ分を与えた。"},{"p":5,"x":"しかしハンナには特別に二倍の分を与えた。エルカナはハンナを愛していたが、主は彼女の胎を閉ざしておられた。"},{"p":6,"x":"彼女のライバルは、主がハンナの胎を閉ざしておられることで、彼女を激しく挑発し、苦しめた。"},{"p":7,"x":"ハンナが主の宮に上って行く年ごとに、ペニンナはそのようにして彼女をいらだたせた。そのため、ハンナは泣いて、何も食べなかった。"},{"p":8,"x":"夫エルカナは彼女に言った。「ハンナよ、なぜ泣いているのか。なぜ食べないのか。なぜ心を痛めているのか。わたしはあなたにとって、十人の息子よりも良い者ではないか。」"},{"p":9,"x":"シロで食事を終えると、ハンナは立ち上がった。その時、祭司エリは主の神殿の戸柱のそばの席に座っていた。"},{"p":10,"x":"彼女は深い苦しみの中で、激しく泣きながら主に祈った。"},{"p":11,"x":"彼女は誓願を立てて言った。「万軍の主よ。もしあなたが、はしための苦しみを確かにご覧になり、わたしを思い出し、はしためを忘れず、はしために男の子を与えてくださるなら、わたしはその子を一生涯、主に献げ、その頭に剃刀を当てることはしません。」"},{"p":12,"x":"彼女が主の御前で長く祈っていた時、エリは彼女の口元を見つめていた。"},{"p":13,"x":"ハンナは心の中で語っており、唇が動いているだけで声は聞こえなかった。そのため、エリは彼女が酔っているのだと思った。"},{"p":14,"x":"エリは彼女に言った。「いつまで酔っているつもりか。ぶどう酒をやめなさい。」"},{"p":15,"x":"ハンナは答えた。「いいえ、わが主よ。わたしは深く悲しんでいる女です。ぶどう酒も強い酒も飲んでいません。ただ主の御前に心を注ぎ出していたのです。"},{"p":16,"x":"はしためを、よこしまな女と思わないでください。大きな嘆きと苦しみのゆえに、今まで語っていたのです。」"},{"p":17,"x":"するとエリは答えた。「安心して行きなさい。イスラエルの神†1:17 「神」と訳されたヘブル語は「אֱלֹהִים」（エロヒム）である。 が、あなたの求めた願いをかなえてくださるように。」"},{"p":18,"x":"彼女は言った。「はしためがあなたの目に恵みを得られますように。」こうしてその女は自分の道を行き、食事をした。彼女の顔はもはや悲しげではなくなった。"},{"p":19,"x":"彼らは朝早く起き、主の御前で礼拝し、ラマにある自分の家に帰って行った。エルカナが妻ハンナを知ると、主は彼女を思い出された。"},{"p":20,"x":"時が満ちてハンナは身ごもり、男の子を産んだ。彼女は「わたしが主に願い求めた子だから」と言って、その子をサムエル‡1:20 「サムエル」はヘブル語で「神に聞かれた」に似た響きを持つ。 と名付けた。"},{"p":21,"x":"その男エルカナは、家族のすべての者とともに、年ごとのいけにえと自分の誓願のささげ物を主に献げるために上って行った。"},{"p":22,"x":"しかしハンナは上って行かなかった。彼女が夫に、「子どもが乳離れするまでは上りません。その後、わたしが彼を連れて行き、彼が主の御前に現れ、いつまでもそこに留まるようにします」と言ったからである。"},{"p":23,"x":"夫エルカナは彼女に言った。「あなたがよいと思うようにしなさい。その子が乳離れするまで待ちなさい。ただ、主がその言葉を実現してくださるように。」こうしてハンナはとどまり、息子が乳離れするまで乳を飲ませた。"},{"p":24,"x":"彼女はその子が乳離れした時、三頭の雄牛、一エパ§1:24 一エパは約22リットル、または約3分の2ブッシェルである。 の粉、ぶどう酒の皮袋一つを携えて彼を連れ上り、シロにある主の宮へ連れて行った。その子はまだ幼かった。"},{"p":25,"x":"彼らは雄牛を屠り、その子をエリのもとに連れて来た。"},{"p":26,"x":"彼女は言った。「ああ、わが主よ。あなたの命にかけて申します。わたしはここであなたのそばに立ち、主に祈っていた女です。"},{"p":27,"x":"わたしはこの子のために祈りました。すると主は、わたしが求めた願いをかなえてくださいました。"},{"p":28,"x":"それゆえ、わたしも彼を主に委ねます。彼が生きている限り、彼は主に委ねられた者です。」彼はそこで主を礼拝した。 サムエル記第一 &lt; 1 &gt; *1:3 1:3 「主」または「神」は、神の固有名（ヘブル語「יהוה」、一般にヤハウェと発音される）の訳である。ただし、短縮形「יה」（ヤハ）に由来すると明記されている場合を除く。 †1:17 1:17 「神」と訳されたヘブル語は「אֱלֹהִים」（エロヒム）である。 ‡1:20 1:20 「サムエル」はヘブル語で「神に聞かれた」に似た響きを持つ。 §1:24 1:24 一エパは約22リットル、または約3分の2ブッシェルである。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":2,"v":[{"p":1,"x":"ハンナは祈って言った。 「わたしの心は主にあって喜び躍る。 わたしの角は主にあって高く上がる。 わたしの口は敵に向かって誇らかに開く。 わたしはあなたの救いを喜ぶ。"},{"p":2,"x":"主のように聖なる方はおられない。 あなたのほかに神はなく、 私たちの神のような岩はない。"},{"p":3,"x":"高ぶった言葉を重ねるな。 傲慢を口から出すな。 主は知識の神。 行いは主によって量られる。"},{"p":4,"x":"勇士たちの弓は折られ、 つまずく者は力を帯びる。"},{"p":5,"x":"満ち足りていた者はパンのために身を雇い、 飢えていた者はもはや飢えない。 不妊の女は七人の子を産み、 多くの子を持つ女は衰える。"},{"p":6,"x":"主は殺し、また生かす。 よみ*2:6 「よみ」は死者の場所を指す。 に下らせ、また引き上げる。"},{"p":7,"x":"主は貧しくし、また富ませる。 低くし、また高く上げる。"},{"p":8,"x":"主は貧しい者をちりから起こし、 乏しい者をごみの山から引き上げる。 彼らを君主たちとともに座らせ、 栄光の座を受け継がせる。 地の柱は主のもの。 主はその上に世界を据えられた。"},{"p":9,"x":"主は聖なる者たちの足を守る。 しかし悪者は暗闇の中で沈黙する。 人は力によって勝つのではない。"},{"p":10,"x":"主と争う者は打ち砕かれる。 主は天から彼らに雷をとどろかす。 主は地の果てをさばき、 その王に力を与え、 油注がれた者の角を高く上げる。」"},{"p":11,"x":"エルカナはラマにある自分の家へ行った。その子どもは祭司エリの前で主に仕えた。"},{"p":12,"x":"さて、エリの息子たちはならず者であった。彼らは主を知らなかった。"},{"p":13,"x":"祭司たちが民に対して行っていた慣習はこうであった。だれかがいけにえを献げ、肉を煮ている時、祭司のしもべが三つ又の肉刺しを手に持って来て、"},{"p":14,"x":"それを鉢、釜、大釜、鍋に突き入れた。肉刺しが引き上げたものはすべて、祭司が自分のために取った。彼らはシロに来るすべてのイスラエル人にそのように行った。"},{"p":15,"x":"それだけでなく、彼らが脂肪を焼く前にも、祭司のしもべが来て、いけにえを献げる人に言った。「祭司に焼くための肉を渡しなさい。祭司はあなたから煮た肉ではなく、生の肉を受け取るからだ。」"},{"p":16,"x":"もしその人が彼に、「まず脂肪を焼かせてください。その後で、あなたが望むだけ取りなさい」と言えば、彼は「いや、今すぐ渡さなければならない。もしそうしないなら、力ずくで奪い取る」と言った。"},{"p":17,"x":"それゆえ、その若者たちの罪は主の御前で非常に大きかった。人々が主のささげ物を侮ったからである。"},{"p":18,"x":"しかしサムエルは、まだ子どもであったが、亜麻布のエポデを身に着けて主の御前で仕えていた。"},{"p":19,"x":"彼の母は彼のために小さな上着を作り、年ごとのいけにえを献げるために夫とともに上って行くたびに、それを彼に持って行った。"},{"p":20,"x":"エリはエルカナとその妻を祝福して言った。「主に願い求めてささげたこの子の代わりに、主がこの女によってあなたに子ども†2:20 または「種」。 を与えてくださるように。」そして彼らは自分の家に帰って行った。"},{"p":21,"x":"主がハンナを顧みられたので、彼女は身ごもり、三人の息子と二人の娘を産んだ。子どものサムエルは主の御前で成長した。"},{"p":22,"x":"さて、エリは非常に年をとっていた。彼は自分の息子たちが全イスラエルに対して行っているすべてのことや、会見の天幕の入り口で奉仕する女たちと寝ていることを聞いた。"},{"p":23,"x":"彼は彼らに言った。「なぜおまえたちはこのようなことをするのか。わたしはこれらすべての民から、おまえたちの悪行を聞いている。"},{"p":24,"x":"わたしの息子たちよ、それはいけない。わたしが聞くうわさは良いものではない。おまえたちは主の民を罪に陥れている。"},{"p":25,"x":"もし人が人に対して罪を犯したなら、神がその人をさばかれるだろう。しかし、もし人が主に対して罪を犯したなら、だれがその人のために執り成しをするだろうか。」それにもかかわらず、彼らは父の声に聞き入れなかった。主が彼らを死に定めておられたからである。"},{"p":26,"x":"子どものサムエルはますます成長し、主にも人々にもますます恵みを得ていった。"},{"p":27,"x":"ある神の人がエリのもとに来て彼に言った。「主はこう言われる。『あなたの父の家がエジプトでファラオの家の奴隷であった時、わたしは確かに彼らに自分を現したではないか。"},{"p":28,"x":"わたしは彼をイスラエルのすべての部族の中から選んでわたしの祭司とし、わたしの祭壇に上り、香をたき、わたしの前でエポデを身に着けるようにしたではないか。わたしはあなたの父の家に、イスラエルの人々が火で献げるすべてのささげ物を与えたではないか。"},{"p":29,"x":"なぜおまえたちは、わたしがわたしの住まいで命じたいけにえとささげ物を足で踏みつけ、わたしよりも自分の息子たちを重んじて、わたしの民イスラエルのすべてのささげ物のうち最も良い部分で自分たちを肥え太らせるのか。』"},{"p":30,"x":"それゆえ、イスラエルの神、主は言われる。『わたしは確かに、あなたの家とあなたの父の家が、いつまでもわたしの前を歩むと言った。』しかし今、主は言われる。『断じてそうではない。わたしをあがめる者をわたしはあがめ、わたしを侮る者は軽んじられるからである。"},{"p":31,"x":"見よ、わたしがあなたの腕とあなたの父の家の腕を切り落とし、あなたの家には老人がいなくなる日が来る。"},{"p":32,"x":"あなたは、わたしがイスラエルに与えるあらゆる幸いのただ中で、わたしの住まいに臨む苦難を見る。あなたの家にはいつまでも老人がいないであろう。"},{"p":33,"x":"わたしがわたしの祭壇から断ち切らずに残すあなたの家の者は、あなたの目を衰えさせ‡2:33 または「あなたの目を涙で見えなくさせ」 、あなたの心を悲しませる。あなたの家に生まれる者は皆、若盛りのうちに死ぬ。"},{"p":34,"x":"あなたの二人の息子、ホフニとピネハスに臨むことが、あなたに対するしるしとなる。彼らは一日のうちに二人とも死ぬであろう。"},{"p":35,"x":"わたしは自分のために忠実な祭司を起こす。彼はわたしの心と思いにあるとおりに行う。わたしは彼のために確かな家を建て、彼はわたしが油注いだ者の前をいつまでも歩む。"},{"p":36,"x":"あなたの家に残された者は皆、来て銀の一枚とパンの一塊のために彼にひれ伏し、「どうか、わたしがパンの一切れを食べられるように、わたしを祭司の職務の一つに就かせてください」と言うであろう。』」 サムエル記第一 &lt; 2 &gt; *2:6 2:6 「よみ」は死者の場所を指す。 †2:20 2:20 または「種」。 ‡2:33 2:33 または「あなたの目を涙で見えなくさせ」 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":3,"v":[{"p":1,"x":"子どものサムエルはエリの前で主に仕えていた。その頃、主の言葉はまれで、幻もほとんどなかった。"},{"p":2,"x":"その頃、エリは自分の場所で横になっていた。彼の目はかすみ始め、見ることができなかった。"},{"p":3,"x":"神のともしびはまだ消えておらず、サムエルは神の箱がある主の神殿で横になっていた。"},{"p":4,"x":"その時、主はサムエルを呼ばれた。彼は「はい、ここにおります」と言った。"},{"p":5,"x":"彼はエリのところに走って行き、「はい、ここにおります。あなたがわたしを呼ばれたからです」と言った。 エリは「わたしは呼んでいない。戻って寝なさい」と言った。そこで彼は行って横になった。"},{"p":6,"x":"主は再び「サムエルよ」と呼ばれた。 サムエルは起きてエリのところに行き、「はい、ここにおります。あなたがわたしを呼ばれたからです」と言った。 彼は答えた。「わたしは呼んでいない、わたしの子よ。戻って寝なさい。」"},{"p":7,"x":"サムエルはまだ主を知らず、主の言葉もまだ彼に啓示されていなかった。"},{"p":8,"x":"主は三度目に再びサムエルを呼ばれた。彼は起きてエリのところに行き、「はい、ここにおります。あなたがわたしを呼ばれたからです」と言った。 エリはその時、主がその子を呼んでおられることを悟った。"},{"p":9,"x":"そこでエリはサムエルに言った。「行って横になりなさい。もし主があなたを呼ばれたら、あなたは『主よ、お話しください。しもべは聞いております』と言いなさい。」こうしてサムエルは行って自分の場所で横になった。"},{"p":10,"x":"主が来て立たれ、他の時のように「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。 するとサムエルは言った。「お話しください。しもべは聞いております。」"},{"p":11,"x":"主はサムエルに言われた。「見よ、わたしはイスラエルにおいて一つのことを行う。それを聞く者は皆、両耳が鳴るであろう。"},{"p":12,"x":"その日、わたしはエリの家についてわたしが語ったすべてのことを、初めから終わりまでエリに対して実行する。"},{"p":13,"x":"わたしは彼に、彼の家を永遠にさばくことを告げた。それは彼が知っている咎のためである。彼の息子たちが自分たちの上にのろいを招いたのに、彼が彼らを戒めなかったからである。"},{"p":14,"x":"それゆえ、わたしはエリの家について誓った。エリの家の咎は、いけにえやささげ物によって永遠に取り除かれることはない。」"},{"p":15,"x":"サムエルは朝まで横たわり、主の家の戸を開けた。サムエルはその幻をエリに告げることを恐れた。"},{"p":16,"x":"しかしエリはサムエルを呼んで言った。「サムエル、わたしの子よ。」 彼は「はい、ここにおります」と言った。"},{"p":17,"x":"エリは言った。「主があなたに語られた言葉は何であったか。どうか、わたしに隠さないでほしい。もし主があなたに語られたすべての言葉のうち、一つでもわたしに隠すなら、神があなたにそうされ、さらにそれ以上のことをされるように。」"},{"p":18,"x":"サムエルは彼にすべてを告げ、彼に何も隠さなかった。 彼は言った。「主である。主のよいと思われることを、主がなさるがよい。」"},{"p":19,"x":"サムエルは成長し、主は彼とともにおられ、彼のどの言葉も地に落ちることはなかった。"},{"p":20,"x":"ダンからベエル・シェバに至るまでの全イスラエルは、サムエルが主の預言者として立てられたことを知った。"},{"p":21,"x":"主は再びシロに現れられた。主はシロで、主の言葉によってご自身をサムエルに現された。 サムエル記第一 &lt; 3 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":4,"v":[{"p":1,"x":"サムエルの言葉は全イスラエルに臨んだ。さて、イスラエルはペリシテ人と戦うために出て行き、エベン・エゼルのそばに陣を敷いた。ペリシテ人はアフェクに陣を敷いた。"},{"p":2,"x":"ペリシテ人はイスラエルに向かって陣形を整えた。戦いが始まると、イスラエルはペリシテ人の前に打ち負かされ、野の陣営で約四千人が殺された。"},{"p":3,"x":"民が陣営に帰って来た時、イスラエルの長老たちは言った。「なぜ主は今日、ペリシテ人の前で私たちを打ち負かされたのか。シロから主の契約の箱を私たちのところに持って来よう。それが私たちの間に来て、私たちを敵の手から救い出すように。」"},{"p":4,"x":"そこで民はシロに人を遣わし、そこからケルビムの上に座しておられる万軍の主の契約の箱を持って来た。神の契約の箱とともに、エリの二人の息子ホフニとピネハスがそこにいた。"},{"p":5,"x":"主の契約の箱が陣営に入って来た時、全イスラエルが大声で叫んだので、地は鳴り響いた。"},{"p":6,"x":"ペリシテ人がその叫び声を聞いた時、彼らは言った。「ヘブル人の陣営におけるこの大きな叫び声は何の意味か。」彼らは、主の箱が陣営に入って来たことを悟った。"},{"p":7,"x":"ペリシテ人は恐れた。彼らが、「神が陣営に入って来た」と言ったからである。彼らは言った。「私たちにわざわいが下る。今までこのようなことはなかったからだ。"},{"p":8,"x":"私たちにわざわいが下る。だれがこの力ある神々の手から私たちを救い出せるだろうか。これらは、荒野であらゆる災害をもってエジプト人を打った神々である。"},{"p":9,"x":"ペリシテ人よ、強くあり、男らしく振る舞え。彼らがあなたがたに仕えたように、ヘブル人に仕えることがないように。男らしく振る舞って戦え。」"},{"p":10,"x":"ペリシテ人は戦い、イスラエルは打ち負かされ、それぞれ自分の天幕へ逃げ去った。イスラエルは甚大な打撃を受け、歩兵三万人が倒れた。"},{"p":11,"x":"神の箱は奪われ、エリの二人の息子ホフニとピネハスは殺された。"},{"p":12,"x":"ベニヤミンのある男が陣営から走り出し、その日のうちにシロに来た。彼の衣は引き裂かれ、頭には土をかぶっていた。"},{"p":13,"x":"彼が来た時、見よ、エリは道端の自分の席に座って見守っていた。彼の心は神の箱のことで震えていたからである。その男が町に入って来て報告すると、町全体が叫び声を上げた。"},{"p":14,"x":"エリはその叫び声を聞いた時、「この騒ぎの声は何の意味か」と言った。その男は急いで来て、エリに告げた。"},{"p":15,"x":"さて、エリは九十八歳であった。目はこわばり、見えなくなっていた。"},{"p":16,"x":"男はエリに言った。「わたしは陣営から出て来た者です。今日、わたしは陣営から逃げて来ました。」彼が「わたしの息子よ、事の次第はどうであったか」と言うと、"},{"p":17,"x":"報告をもたらした者は答えて、「イスラエルはペリシテ人の前で逃げ去り、民も甚大な打撃を受けました。あなたの二人の息子、ホフニとピネハスも死に、神の箱は奪われました」と言った。"},{"p":18,"x":"彼が神の箱について言及した時、エリは門のそばで席から後ろに倒れ、首を折って死んだ。彼は年老いており、体が重かったからである。彼は四十年の間イスラエルをさばいた。"},{"p":19,"x":"彼の嫁であるピネハスの妻は身ごもっており、出産が近づいていた。彼女は神の箱が奪われたこと、そしてしゅうとと夫が死んだという知らせを聞いた時、身をかがめて出産した。産みの苦しみが彼女を襲ったからである。"},{"p":20,"x":"彼女が死のうとしていた時、そばに立っていた女たちが彼女に「恐れることはない。あなたは男の子を産んだのだから」と言った。しかし彼女は答えず、気にも留めなかった。"},{"p":21,"x":"彼女はその子をイカボデ*4:21 「イカボデ」は「栄光はない」という意味である。 と名付け、「栄光はイスラエルから去った」と言った。神の箱が奪われ、しゅうとと夫が死んだためであった。"},{"p":22,"x":"彼女は言った。「栄光はイスラエルから去った。神の箱が奪われたからである。」 サムエル記第一 &lt; 4 &gt; *4:21 4:21 「イカボデ」は「栄光はない」という意味である。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":5,"v":[{"p":1,"x":"さて、ペリシテ人は神の箱を奪い、それをエベン・エゼルからアシュドドへ持って来た。"},{"p":2,"x":"ペリシテ人は神の箱を取り、それをダゴンの宮に運び入れ、ダゴンのそばに置いた。"},{"p":3,"x":"翌日、アシュドドの人々が朝早く起きると、見よ、ダゴンは主の箱の前で顔を地に向けて倒れていた。彼らはダゴンを取り、再び元の場所に置いた。"},{"p":4,"x":"彼らが翌朝早く起きると、見よ、ダゴンは主の箱の前で顔を地に向けて倒れており、ダゴンの頭と両手の手のひらは敷居の上で切り落とされていた。ダゴンの胴体だけが無傷であった。"},{"p":5,"x":"それゆえ、ダゴンの祭司たちも、ダゴンの宮に入る者も皆、今日に至るまでアシュドドにあるダゴンの敷居を踏まない。"},{"p":6,"x":"しかし主の手はアシュドドの人々の上に重くのしかかり、主は彼らを滅ぼし、アシュドドとその地域を腫れ物で打たれた。"},{"p":7,"x":"アシュドドの人々はそうなったのを見て言った。「イスラエルの神の箱を私たちのところに留めておいてはならない。その手が私たちと私たちの神ダゴンの上に厳しいからである。」"},{"p":8,"x":"そこで彼らは人を遣わし、ペリシテ人のすべての君主たちを自分たちのところに集めて言った。「私たちはイスラエルの神の箱をどうすべきか。」彼らは答えた。「イスラエルの神の箱をガテへ移すようにせよ。」彼らはイスラエルの神の箱をそこへ移した。"},{"p":9,"x":"彼らがそれをそこへ移した後、主の手はその町に臨み、町を大混乱に陥れた。主はその町の男たちを、小さい者から大きい者まで打たれたため、腫れ物が彼らの上に吹き出た。"},{"p":10,"x":"そこで彼らは神の箱をエクロンに送った。神の箱がエクロンに来た時、エクロン人は叫んで言った。「彼らは私たちと私たちの民を殺すために、イスラエルの神の箱を私たちのところに移したのだ。」"},{"p":11,"x":"そこで彼らは人を遣わし、ペリシテ人のすべての君主たちをともに集めて言った。「イスラエルの神の箱を送り出し、元の場所へ帰らせてくれ。それが私たちと私たちの民を殺すことがないように。」全町に死の恐怖が広がっていたからである。神の手はそこで非常に重かった。"},{"p":12,"x":"死ななかった男たちは腫れ物で打たれ、町の叫び声は天に上った。 サムエル記第一 &lt; 5 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":6,"v":[{"p":1,"x":"主の箱は七か月の間、ペリシテ人の国にあった。"},{"p":2,"x":"ペリシテ人は祭司たちと占い師たちを呼んで言った。「私たちは主の箱をどうすべきか。それをどのようにして元の場所に送るべきか、私たちに教えてくれ。」"},{"p":3,"x":"彼らは言った。「もしイスラエルの神の箱を送り出すなら、空のままで送ってはならない。必ず神に償いのささげ物を返しなさい。そうすればあなたがたは癒やされ、なぜ神の手があなたがたから除かれないのかが分かるだろう。」"},{"p":4,"x":"すると彼らは言った。「私たちが神に返す償いのささげ物は何であるべきか。」彼らは言った。「ペリシテ人の君主たちの数に従って、五つの金の腫れ物と五つの金のねずみである。あなたがたすべての上にも、あなたがたの君主たちの上にも、同じ災害が下ったからだ。"},{"p":5,"x":"それゆえ、あなたがたの腫れ物の像と、地を荒らすねずみの像を作り、イスラエルの神に栄光を帰しなさい。もしかすると、その手をあなたがたから、あなたがたの神々から、またあなたがたの地から緩めてくださるかもしれない。"},{"p":6,"x":"なぜあなたがたは、エジプト人とファラオが心をかたくなにしたように、心をかたくなにするのか。彼が彼らの間で不思議なみわざを行われた時、彼らは民を去らせ、民は出て行ったではないか。"},{"p":7,"x":"それゆえ今、新しい荷車一つと、まだくびきを負ったことのない乳牛二頭を取り、用意しなさい。そして雌牛を荷車につなぎ、その子牛を彼らから引き離して家に連れ帰りなさい。"},{"p":8,"x":"主の箱を取り、それを荷車の上に載せなさい。償いのささげ物として神に返す金の品々を、その傍らの小箱に入れなさい。そしてそれを送り出し、行かせなさい。"},{"p":9,"x":"そして見なさい。もしそれが本国への道を上ってベテ・シェメシュへ行くなら、イスラエルの神がこの大きなわざわいを私たちに下したのである。しかしそうでないなら、私たちを打ったのは神の手ではないことが分かる。それは私たちに起こった偶然である。」"},{"p":10,"x":"人々はそのように行い、乳を飲ませている雌牛二頭を取り、それを荷車につなぎ、その子牛を家に閉じ込めた。"},{"p":11,"x":"彼らは主の箱と、金のねずみと彼らの腫れ物の像が入った箱を荷車の上に置いた。"},{"p":12,"x":"雌牛はベテ・シェメシュへの道をまっすぐに進んだ。雌牛は大通りを歩み、鳴きながら進み、右にも左にも逸れなかった。ペリシテ人の君主たちはベテ・シェメシュの境界までその後について行った。"},{"p":13,"x":"ベテ・シェメシュの人々は谷で小麦の収穫をしていた。彼らが目を上げて箱を見ると、それを見て喜んだ。"},{"p":14,"x":"荷車はベテ・シェメシュのヨシュアの畑に入り、そこに大きな石があるところに止まった。彼らは荷車の木を割り、雌牛を全焼のささげ物として主に献げた。"},{"p":15,"x":"レビ人たちは主の箱と、それとともにあった金の品々が入っている箱を下ろし、それらを大きな石の上に置いた。ベテ・シェメシュの人々はその日、全焼のささげ物を献げ、いけにえを主に屠った。"},{"p":16,"x":"ペリシテ人の五人の君主たちはそれを見た時、その日のうちにエクロンへ帰って行った。"},{"p":17,"x":"ペリシテ人が償いのささげ物として主に返した金の腫れ物は次のとおりである。アシュドドのために一つ、ガザのために一つ、アシュケロンのために一つ、ガテのために一つ、エクロンのために一つ。"},{"p":18,"x":"そして金のねずみは、城壁のある町々と田舎の村々を含め、五人の君主に属するペリシテ人のすべての町々の数に従っていた。彼らが主の箱を置いた大きな石に至るまでである。その石は今日に至るまで、ベテ・シェメシュのヨシュアの畑に残っている。"},{"p":19,"x":"主はベテ・シェメシュの人々を打たれた。彼らが主の箱の中を見たため、民のうち五万七十人を打たれた。主が民に大きな打撃を与えられたので、民は嘆き悲しんだ。"},{"p":20,"x":"ベテ・シェメシュの人々は言った。「この聖なる神、主の前にだれが立つことができるだろうか。主は私たちから離れて、だれのところに上って行かれるのか。」"},{"p":21,"x":"彼らはキルヤテ・エアリムの住民に使者たちを遣わして言った。「ペリシテ人が主の箱を返して来た。下って来て、それをあなたがたのところに持って上がりなさい。」 サムエル記第一 &lt; 6 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":7,"v":[{"p":1,"x":"キルヤテ・エアリムの人々は来て、主の箱を運び上げ、丘にあるアビナダブの家に運び入れた。そして彼の子エルアザルを聖別し、主の箱を守らせた。"},{"p":2,"x":"箱がキルヤテ・エアリムに留まった日から長い時が経ち、二十年になった。イスラエルの全家は主を慕い求めて嘆き悲しんだ。"},{"p":3,"x":"サムエルはイスラエルの全家に語って言った。「もしあなたがたが心を尽くして主に立ち返るなら、異国の神々とアシュタロテをあなたがたの中から除き去り、心を主に向けて主にのみ仕えなさい。そうすれば、主はあなたがたをペリシテ人の手から救い出してくださる。」"},{"p":4,"x":"そこでイスラエルの人々はバアルとアシュタロテを除き去り、主にのみ仕えた。"},{"p":5,"x":"サムエルは言った。「全イスラエルをミツパに集めなさい。わたしがあなたがたのために主に祈ろう。」"},{"p":6,"x":"彼らはミツパにともに集まり、水を汲んで主の御前に注ぎ出し、その日は断食して、そこで「私たちは主に対して罪を犯した」と言った。サムエルはミツパでイスラエルの人々をさばいた。"},{"p":7,"x":"イスラエルの人々がミツパにともに集まったことをペリシテ人が聞いた時、ペリシテ人の君主たちはイスラエルに対して上って来た。イスラエルの人々がそれを聞いた時、彼らはペリシテ人を恐れた。"},{"p":8,"x":"イスラエルの人々はサムエルに言った。「私たちがペリシテ人の手から救われるように、私たちのために、私たちの神、主に向かって叫び求めるのをやめないでほしい。」"},{"p":9,"x":"サムエルは乳飲み羊を一匹取り、それを全焼のささげ物として主に献げた。サムエルがイスラエルのために主に向かって叫び求めると、主は彼に答えられた。"},{"p":10,"x":"サムエルが全焼のささげ物を献げていた時、ペリシテ人はイスラエルと戦うために近づいて来た。しかし主はその日、ペリシテ人の上に大きな雷鳴をとどろかせて彼らを混乱に陥れられたため、彼らはイスラエルの前で打ち倒された。"},{"p":11,"x":"イスラエルの男たちはミツパから出て行き、ペリシテ人を追撃して彼らを打ち、ベテ・カルの下まで至った。"},{"p":12,"x":"それからサムエルは一つの石を取り、ミツパとシェンの間にそれを立てて、その名をエベン・エゼル*7:12 「エベン・エゼル」は「助けの石」という意味である。 と呼び、「ここまで主が私たちを助けてくださった」と言った。"},{"p":13,"x":"こうしてペリシテ人は打ち伏せられ、イスラエルの境界内に二度と入って来なかった。サムエルの生きている間、主の手はペリシテ人に逆らっていた。"},{"p":14,"x":"ペリシテ人がイスラエルから奪った町々は、エクロンからガテに至るまでイスラエルに返還され、イスラエルはその境界をペリシテ人の手から取り戻した。イスラエルとアモリ人との間には平和があった。"},{"p":15,"x":"サムエルは生涯、イスラエルをさばいた。"},{"p":16,"x":"彼は年ごとにベテル、ギルガル、およびミツパを巡回し、これらすべての場所でイスラエルをさばいた。"},{"p":17,"x":"彼が帰る所はラマであった。そこに彼の家があったからである。彼はそこでもイスラエルをさばき、そこに主のための祭壇を築いた。 サムエル記第一 &lt; 7 &gt; *7:12 7:12 「エベン・エゼル」は「助けの石」という意味である。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":8,"v":[{"p":1,"x":"サムエルが年老いた時、彼は自分の息子たちをイスラエルをさばく者とした。"},{"p":2,"x":"彼の長子の名はヨエル、次子の名はアビヤといった。彼らはベエル・シェバでさばいていた。"},{"p":3,"x":"彼の息子たちは彼の道を歩まず、不正な利益を求めてそれて行き、賄賂を取り、さばきを曲げた。"},{"p":4,"x":"そこでイスラエルの長老たちは皆集まり、ラマにいるサムエルのところに来た。"},{"p":5,"x":"彼らは彼に言った。「見よ、あなたは年老い、あなたの息子たちはあなたの道を歩んでいない。今、すべての国々のように、私たちをさばく王を私たちのために立ててほしい。」"},{"p":6,"x":"しかし彼らが、「私たちをさばく王を与えよ」と言った時、サムエルはその言葉を不快に思った。サムエルは主に祈った。"},{"p":7,"x":"主はサムエルに言われた。「民があなたに言うすべてのことについて、彼らの声に聞き従いなさい。彼らが退けたのはあなたではない。わたしが彼らの上に王として治めることを退けたのである。"},{"p":8,"x":"わたしが彼らをエジプトから導き上げた日から今日に至るまで、彼らが行ってきたすべての行いのとおりである。彼らはわたしを捨てて他の神々に仕えたように、あなたにもそのようにしている。"},{"p":9,"x":"それゆえ今、彼らの声に聞き従いなさい。しかし、彼らに厳しく警告し、彼らを治める王のやり方を彼らに示しなさい。」"},{"p":10,"x":"サムエルは、王を求めた民に主のすべての言葉を語った。"},{"p":11,"x":"彼は言った。「あなたがたを治める王のやり方はこうである。彼はあなたがたの息子たちを取り、自分の戦車隊や騎兵に任じる。彼らは王の戦車の前を走るであろう。"},{"p":12,"x":"また彼は自分に千人隊の長、五十人隊の長を任命する。また一部の者を、自分の地を耕させ、自分の収穫を刈り取らせ、自分の戦いの武器や戦車の装備を作らせるために置く。"},{"p":13,"x":"彼はあなたがたの娘たちを取り、香料を作る者、料理人、パンを焼く者とする。"},{"p":14,"x":"彼はあなたがたの畑、ぶどう畑、オリーブ畑の最も良いものを取り、自分の家来たちに与える。"},{"p":15,"x":"彼はあなたがたの穀物とぶどう畑の収穫の十分の一を取り、自分の役人や家来たちに与える。"},{"p":16,"x":"彼はあなたがたの男奴隷、女奴隷、あなたがたの最も良い若者たち、またあなたがたのろばを取り、自分の仕事に使わせる。"},{"p":17,"x":"彼はあなたがたの羊の群れの十分の一を取り、あなたがたは彼の奴隷となる。"},{"p":18,"x":"その日、あなたがたは自分たちのために選んだ王のゆえに叫び求めるであろうが、主はその日、あなたがたに答えられないであろう。」"},{"p":19,"x":"しかし民はサムエルの声に聞き入れることを拒み、こう言った。「いいえ、どうしても私たちの上に王がいなければならない。"},{"p":20,"x":"私たちも他のすべての国々のようになり、私たちの王が私たちをさばき、私たちの前に出て行って私たちの戦いを担うためだ。」"},{"p":21,"x":"サムエルは民のすべての言葉を聞き、それを主の耳に入れた。"},{"p":22,"x":"主はサムエルに言われた。「彼らの声に聞き従い、彼らのために王を立てよ。」サムエルはイスラエルの男たちに言った。「それぞれ自分の町に帰りなさい。」 サムエル記第一 &lt; 8 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":9,"v":[{"p":1,"x":"ベニヤミン人の中にキシュという名の男がいた。彼はアビエルの子、ツェロルの子、ベコラテの子、アフィアの子で、ベニヤミン人であり、力ある勇士であった。"},{"p":2,"x":"彼にはサウルという名の息子がおり、立派な若者で、イスラエルの人々の中で彼ほど容姿の優れた者はいなかった。彼の肩から上は、どの民よりも背が高かった。"},{"p":3,"x":"サウルの父キシュのろばが迷い出た。キシュは息子のサウルに言った。「今、若者の一人を連れて立ち上がり、行ってろばを探しなさい。」"},{"p":4,"x":"サウルはエフライムの山地を通り抜け、シャリシャの地を通り抜けたが、彼らはろばを見つけられなかった。それからシャアリムの地を通り抜けたが、そこにもいなかった。さらにベニヤミン人の地を通り抜けたが、彼らは見つけられなかった。"},{"p":5,"x":"彼らがツフの地に来た時、サウルはともにいた若者に言った。「さあ、引き返そう。父がろばのことよりも私たちのことを心配し始めないように。」"},{"p":6,"x":"若者は彼に言った。「見よ、この町には神の人がいます。彼は誉れ高い人で、彼の言うことはすべて必ずその通りになります。今、そこへ行きましょう。もしかすると、彼が私たちの行くべき道について教えてくれるかもしれません。」"},{"p":7,"x":"そこでサウルは若者に言った。「しかし、見よ、もし私たちが行くなら、その人に何を持って行こうか。私たちの袋のパンは尽きており、神の人に持って行く贈り物はない。私たちには何があるだろうか。」"},{"p":8,"x":"若者は再びサウルに答えた。「見よ、わたしの手に銀一シェケルの四分の一*9:8 一シェケルは約10グラム、あるいは約0.35オンスである。四分の一シェケルは約2.5グラムである。 があります。わたしはこれを神の人に与え、私たちの道を教えてもらいましょう。」"},{"p":9,"x":"（昔、イスラエルで人が神に伺うために行く時、このように言った。「さあ、先見者のところへ行こう。」今日預言者と呼ばれている者は、以前は先見者と呼ばれていたからである。）"},{"p":10,"x":"サウルは若者に言った。「良い考えだ。さあ、行こう。」こうして彼らは神の人がいる町へ行った。"},{"p":11,"x":"彼らが町へ上る坂道を上って行くと、水を汲みに出て来る若い娘たちに出会い、彼女たちに「先見者はここにいますか」と尋ねた。"},{"p":12,"x":"彼女たちは答えた。「います。ほら、その方はあなたがたの前におられます。急ぎなさい。民が今日、高き所でいけにえを献げるので、その方は町に来られたのです。"},{"p":13,"x":"町に入れば、高き所へ食事に上る前にその方を見つけられるでしょう。その方がいけにえを祝福するので、その方が来られるまで民は食事をしません。その後で、招かれた者たちが食事をします。それゆえ今、上って行きなさい。今ならその方に会えるでしょう。」"},{"p":14,"x":"彼らは町に上って行った。彼らが町の中に入ると、見よ、サムエルが高き所へ上るために、彼らに向かって出て来た。"},{"p":15,"x":"サウルが来る前日、主はサムエルに啓示して言われていた。"},{"p":16,"x":"「明日の今ごろ、わたしはベニヤミンの地から一人の男をあなたのところに遣わす。あなたは彼に油を注いで、わたしの民イスラエルの君主としなさい。彼はわたしの民をペリシテ人の手から救い出すであろう。彼らの叫びがわたしに届き、わたしがわたしの民を顧みたからである。」"},{"p":17,"x":"サムエルがサウルを見た時、主は彼に言われた。「見よ、わたしがあなたに話した男だ。この者がわたしの民を治める。」"},{"p":18,"x":"その時サウルは門の中でサムエルに近づいて言った。「どうか、先見者の家がどこにあるか教えてください。」"},{"p":19,"x":"サムエルはサウルに答えた。「わたしが先見者である。わたしの先に高き所へ上りなさい。あなたがたは今日わたしとともに食事をするからである。朝にはあなたを送り出し、あなたの心にあることをすべて教えよう。"},{"p":20,"x":"三日前に迷い出たあなたのろばについては、気にかけるな。すでに見つかっているからだ。イスラエルの望むものはすべて、だれのものになるのか。あなたと、あなたの父の全家のものではないか。」"},{"p":21,"x":"サウルは答えた。「わたしはイスラエルの部族の中で最も小さいベニヤミン人ではありませんか。わたしの氏族はベニヤミン部族のすべての氏族の中で最も小さなものではありませんか。それなのに、なぜあなたはそのようなことをわたしに言われるのですか。」"},{"p":22,"x":"サムエルはサウルとその若者を連れて客間に入り、招かれたおよそ三十人の人々のうちの最も良い席に彼らを座らせた。"},{"p":23,"x":"サムエルは料理人に言った。「わたしがあなたに渡し、『取っておくように』と言ったあの分を持って来なさい。」"},{"p":24,"x":"料理人はもも肉とその上の部分を持ち上げ、サウルの前に置いた。サムエルは言った。「見よ、取り分けておいたものがあなたの前に置かれている。食べなさい。わたしが『民を招いた』と言った時から、この時のためにあなたのために取っておかれたものだからだ。」こうしてサウルはその日、サムエルとともに食事をした。"},{"p":25,"x":"彼らが高き所から町に下って来た時、サムエルは屋上でサウルと語り合った。"},{"p":26,"x":"彼らは朝早く起きた。夜明けごろ、サムエルは屋上でサウルを呼んで、「起きなさい、あなたを送り出そう」と言った。サウルは起き上がり、彼とサムエルの二人は外へ出て行った。"},{"p":27,"x":"彼らが町の外れまで下って行った時、サムエルはサウルに言った。「若者に、私たちの先を行くように言いなさい。」若者は先に行った。「しかし、あなたはしばらく立ち止まりなさい。わたしがあなたに神の言葉を聞かせるためである。」 サムエル記第一 &lt; 9 &gt; *9:8 9:8 一シェケルは約10グラム、あるいは約0.35オンスである。四分の一シェケルは約2.5グラムである。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":10,"v":[{"p":1,"x":"その時、サムエルは油の壺を取り、それを彼の頭に注ぎ、彼に口づけして言った。「主が、ご自身の所有の民を治める君主としてあなたに油を注がれたのだ。"},{"p":2,"x":"今日、あなたがわたしから去って行く時、あなたはゼルツァのベニヤミンの領域にあるラケルの墓のそばで二人の男に出会う。彼らはあなたに言うであろう。『あなたが探しに行ったろばは見つかった。そして見よ、あなたの父はろばのことを気にかけるのをやめ、「わたしの息子のためにどうしようか」と言って、あなたのために思い煩っている。』"},{"p":3,"x":"それからあなたはそこからさらに先へ進み、タボルの樫の木に来る。そこで、神のもとへ行くためにベテルへ上って行く三人の男があなたに出会う。一人は三匹の子やぎを運び、一人は三つのパンを運び、もう一人はぶどう酒の皮袋を一つ運んでいる。"},{"p":4,"x":"彼らはあなたに挨拶し、二つのパンをあなたに与える。あなたはそれを彼らの手から受け取りなさい。"},{"p":5,"x":"その後、あなたはペリシテ人の守備隊がある神の丘に来る。あなたがそこ、すなわちその町に来た時、琴、タンバリン、笛、竪琴を先頭にして、高き所から下って来る預言者たちの一団に出会う。彼らは預言している。"},{"p":6,"x":"その時、主の霊があなたの上に激しく臨み、あなたも彼らと一緒に預言し、変えられて別の人のようになる。"},{"p":7,"x":"これらのしるしがあなたに臨んだなら、その時できることを行いなさい。神があなたとともにおられるからである。"},{"p":8,"x":"あなたはわたしより先にギルガルへ下って行きなさい。そして見よ、わたしは全焼のささげ物を献げ、和解のいけにえを献げるために、あなたのところに下って行く。わたしがあなたのところに行き、あなたが何をすべきかをあなたに示すまで、あなたは七日の間待たなければならない。」"},{"p":9,"x":"彼がサムエルのもとから去ろうとして背を向けた時、神は彼に別の心を与えられた。そしてこれらすべてのしるしがその日のうちに起こった。"},{"p":10,"x":"彼らがそこの丘に来た時、見よ、預言者たちの一団が彼に出会った。そして神の霊が彼の上に激しく臨み、彼は彼らの中で預言した。"},{"p":11,"x":"以前から彼を知っていたすべての者が、見よ、彼が預言者たちと一緒に預言しているのを見た時、民は互いに言った。「キシュの息子に何が起こったのか。サウルもまた預言者たちの仲間なのか。」"},{"p":12,"x":"その同じ場所の一人が答えた。「では、あの預言者たちの父はだれなのか。」それゆえ、「サウルもまた預言者たちの仲間なのか」ということが、ことわざとなった。"},{"p":13,"x":"彼が預言し終えた時、彼は高き所へ来た。"},{"p":14,"x":"サウルのおじは彼とその若者に言った。「あなたがたはどこへ行っていたのか。」 彼は言った。「ろばを探しにです。見つからないのを見て、私たちはサムエルのところへ行きました。」"},{"p":15,"x":"サウルのおじは言った。「どうか、サムエルがあなたがたに何と言ったか、わたしに教えてくれ。」"},{"p":16,"x":"サウルはおじに言った。「ろばが見つかったと、彼は私たちにはっきりと教えてくれました。」しかし、サムエルが語った王位のことについては、彼は彼に告げなかった。"},{"p":17,"x":"サムエルはミツパで、主の御前に民を呼び集めた。"},{"p":18,"x":"そして彼はイスラエルの人々に言った。「イスラエルの神、主はこう言われる。『わたしがイスラエルをエジプトから導き上げ、エジプト人の手と、あなたがたを虐げたすべての王国の手から、あなたがたを救い出した。』"},{"p":19,"x":"しかしあなたがたは今日、すべての災難と苦難からご自身であなたがたを救い出されるあなたがたの神を退け、彼に向かって『いいえ。私たちの上に王を立てよ』と言った。それゆえ今、あなたがたの部族ごとに、また千人隊ごとに、主の御前に進み出なさい。」"},{"p":20,"x":"こうしてサムエルがイスラエルのすべての部族を近づけると、ベニヤミン部族が選ばれた。"},{"p":21,"x":"彼がベニヤミン部族をその氏族ごとに近づけると、マトリの氏族が選ばれた。そしてキシュの息子サウルが選ばれたが、人々が彼を探した時、彼は見つからなかった。"},{"p":22,"x":"それゆえ、彼らはさらに主に尋ねた。「まだここに人が来るのでしょうか。」 主は答えられた。「見よ、彼は荷物の間に身を隠している。」"},{"p":23,"x":"彼らは走って行き、そこから彼を連れて来た。彼が民の間に立った時、彼は肩から上はどの民よりも背が高かった。"},{"p":24,"x":"サムエルはすべての民に言った。「主が選ばれた者を見ているか。すべての民の中に彼のような者はいない。」 すべての民は叫んで、「王よ、万歳」と言った。"},{"p":25,"x":"その時サムエルは民に王権の規定を語り、それを書に書き記し、主の御前にそれを置いた。サムエルはすべての民を、それぞれ自分の家に去らせた。"},{"p":26,"x":"サウルもまた、ギベアにある自分の家へ行った。そして神に心を動かされた勇士たちが、彼と一緒に行った。"},{"p":27,"x":"しかし、何人かのならず者たちが、「どうしてこの男が私たちを救うことができようか」と言った。彼らは彼を軽蔑し、彼に贈り物を持って来なかった。しかし彼は黙っていた。 サムエル記第一 &lt; 10 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":11,"v":[{"p":1,"x":"その時、アンモン人ナハシュが上って来て、ヤベシュ・ギレアデに対して陣を敷いた。ヤベシュのすべての男たちはナハシュに言った。「私たちと契約を結んでくれ。そうすれば私たちはあなたに仕えよう。」"},{"p":2,"x":"アンモン人ナハシュは彼らに言った。「あなたがたの右の目をすべてえぐり出すというこの条件で、わたしはあなたがたとそれを結ぼう。そしてわたしは、それを全イスラエルへの恥辱とする。」"},{"p":3,"x":"ヤベシュの長老たちは彼に言った。「私たちに七日の猶予を与え、イスラエルの全境界に使者たちを遣わさせてくれ。そしてもし、私たちを救う者がだれもいなければ、私たちはあなたのところに出て行こう。」"},{"p":4,"x":"それから使者たちはサウルのいるギベアに来て、民の耳にこれらの言葉を語った。するとすべての民は声を上げて泣いた。"},{"p":5,"x":"見よ、サウルが牛を追って野から帰って来た。そしてサウルは、「民はどうして泣いているのか」と言った。彼らは彼に、ヤベシュの人々の言葉を告げた。"},{"p":6,"x":"彼がこれらの言葉を聞いた時、神の霊がサウルの上に激しく臨み、彼の怒りは激しく燃え上がった。"},{"p":7,"x":"彼は一くびきの牛を取り、それを切り分け、使者たちの手によってイスラエルの全境界に送って言った。「サウルとサムエルの後について出て来ない者はだれでも、その者の牛もこのようにされる。」主の恐れが民に臨み、彼らは一人の人のように出て来た。"},{"p":8,"x":"彼はベゼクで彼らを数えた。イスラエルの人々は三十万人、ユダの男たちは三万人であった。"},{"p":9,"x":"彼らはやって来た使者たちに言った。「あなたがたはヤベシュ・ギレアデの人々にこう言いなさい。『明日、太陽が熱くなるころ、あなたがたは救いを得るであろう。』」使者たちは来て、ヤベシュの人々に告げたので、彼らは喜んだ。"},{"p":10,"x":"それゆえ、ヤベシュの人々は言った。「明日、私たちはあなたがたのところに出て行こう。あなたがたは、あなたがたがよいと思うことを、すべて私たちに行うがよい。」"},{"p":11,"x":"翌日、サウルは民を三つの部隊に分けた。彼らは明け方の見張りのころに陣営の真ん中に入り込み、その日の暑くなるころまでアンモン人を打った。残った者たちは散らされ、彼らのうち二人として一緒に残る者はなかった。"},{"p":12,"x":"民はサムエルに言った。「『サウルが私たちを治めるのか』と言った者はだれか。その男たちを連れて来なさい。私たちが彼らを死刑に処すためである。」"},{"p":13,"x":"サウルは言った。「今日、だれも死刑に処せられてはならない。今日、主がイスラエルに救いを行われたからである。」"},{"p":14,"x":"その時、サムエルは民に言った。「来なさい。私たちはギルガルへ行き、そこで王権を改めて確立しよう。」"},{"p":15,"x":"すべての民はギルガルへ行った。そして彼らはそこで、ギルガルの主の御前でサウルを王とした。彼らはそこで主の御前に和解のいけにえを献げた。サウルとイスラエルのすべての男たちはそこで大いに喜んだ。 サムエル記第一 &lt; 11 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":12,"v":[{"p":1,"x":"サムエルは全イスラエルに言った。「見よ、わたしはあなたがたがわたしに言ったすべてのことにおいて、あなたがたの声に聞き従い、あなたがたの上に王を立てた。"},{"p":2,"x":"今、見よ、王はあなたがたの前を歩んでいる。わたしは年老いて白髪になった。見よ、わたしの息子たちはあなたがたとともにいる。わたしは若い時から今日に至るまで、あなたがたの前を歩んできた。"},{"p":3,"x":"わたしはここにいる。主の御前で、またその油注がれた者の前で、わたしに対してあかしをしなさい。わたしがだれの牛を取ったか。だれのろばを取ったか。だれをだましたか。だれをしいたげたか。だれの手から賄賂を取って自分の目をくらませたか。わたしはそれをあなたがたに返そう。」"},{"p":4,"x":"彼らは言った。「あなたは私たちをだましたことも、しいたげたこともなく、まただれの手からも何も取ったことはありません。」"},{"p":5,"x":"彼は彼らに言った。「あなたがたがわたしの手に何も見つけなかったことについて、主はあなたがたに対するあかし人であり、その油注がれた者も今日あかし人である。」 彼らは言った。「主はあかし人です。」"},{"p":6,"x":"サムエルは民に言った。「モーセとアロンを任命し、あなたがたの父祖たちをエジプトの地から導き上げたのは主である。"},{"p":7,"x":"それゆえ今、立ち止まりなさい。主があなたがたとあなたがたの父祖たちに行われた、主のすべての正しいみわざをもって、主の御前であなたがたを問いただそう。"},{"p":8,"x":"ヤコブがエジプトに入った時、あなたがたの父祖たちは主に向かって叫び求めた。すると主はモーセとアロンを遣わされ、彼らはあなたがたの父祖たちをエジプトから導き出し、彼らをこの場所に住まわせた。"},{"p":9,"x":"しかし彼らは自分たちの神、主を忘れた。そこで主は彼らを、ハツォルの軍の長シセラの手に、またペリシテ人の手に、またモアブの王の手に売り渡された。そして彼らは彼らと戦った。"},{"p":10,"x":"彼らは主に向かって叫び求めて言った。『私たちは罪を犯しました。主を捨てて、バアルやアシュタロテに仕えたからです。しかし今、私たちを敵の手から救い出してください。そうすれば私たちはあなたに仕えます。』"},{"p":11,"x":"主はエルバアル、ベダン、エフタ、およびサムエルを遣わし、周囲の敵の手からあなたがたを救い出されたので、あなたがたは安全に住んだ。"},{"p":12,"x":"アンモンの子らの王ナハシュがあなたがたに逆らって来るのを見た時、主であるあなたがたの神があなたがたの王であったにもかかわらず、あなたがたはわたしに『いいえ。どうしても王が私たちを治めなければならない』と言った。"},{"p":13,"x":"それゆえ今、あなたがたが選び、あなたがたが求めた王を見よ。見よ、主はあなたがたの上に王を立てられた。"},{"p":14,"x":"もしあなたがたが主を恐れ、主に仕え、その御声に聞き従い、主の命令に逆らわず、あなたがたも、あなたがたを治める王も、あなたがたの神、主に従い続けるなら、それでよい。"},{"p":15,"x":"しかし、もしあなたがたが主の御声に聞き従わず、主の命令に逆らうなら、主の手はあなたがたの父祖たちに逆らったように、あなたがたに逆らうであろう。"},{"p":16,"x":"それゆえ今、立ち止まって、主があなたがたの目の前で行われるこの大きなことを見なさい。"},{"p":17,"x":"今日は小麦の収穫ではないか。わたしは主に呼び求め、主が雷と雨を送られるようにしよう。そうすれば、あなたがたは王を求めたことが主の目にどれほど大きな悪であるかを知り、また見るであろう。」"},{"p":18,"x":"そこでサムエルが主に呼び求めると、主はその日、雷と雨を送られた。すべての民は主とサムエルを非常に恐れた。"},{"p":19,"x":"すべての民はサムエルに言った。「私たちが死なないように、あなたの神、主に向かってあなたのしもべたちのために祈ってください。私たちは王を求めるというこの悪を、すべての罪に加えたからです。」"},{"p":20,"x":"サムエルは民に言った。「恐れることはない。あなたがたは確かにこのすべての悪を行った。それでも、主に従うことからそれず、心を尽くして主に仕えなさい。"},{"p":21,"x":"それてはならない。もしそれるなら、有益でもなく救い出すこともできない、むなしいものに従って行くことになる。それらはむなしいからである。"},{"p":22,"x":"主は、ご自身の大いなる名のゆえに、ご自身の民を捨てられないからである。主はあなたがたをご自身の民とすることを喜ばれたからである。"},{"p":23,"x":"さらにわたしについても、あなたがたのために祈ることをやめて主に対して罪を犯すことは、断じてありえない。わたしはあなたがたに、良い正しい道を教えよう。"},{"p":24,"x":"ただ主を恐れ、心を尽くし真実をもって主に仕えなさい。主があなたがたのために、いかに大きなことを行われたかをよく考えなさい。"},{"p":25,"x":"しかし、もしあなたがたがなおも悪を行うなら、あなたがたもあなたがたの王も滅ぼし去られるであろう。」 サムエル記第一 &lt; 12 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":13,"v":[{"p":1,"x":"サウルは王となった時、三十歳であり、イスラエルを四十二年治めた。*13:1 伝統的なヘブル語本文では「三十」と「四十」が欠けている。ここでは七十人訳のいくつかの写本に基づいて空所を補っている。"},{"p":2,"x":"サウルは自分のためにイスラエルのうちから三千人を選んだ。そのうち二千人はミクマスとベテルの山地でサウルとともにおり、一千人はベニヤミンのギベアでヨナタンとともにおり、残りの民はそれぞれ自分の天幕に帰らせた。"},{"p":3,"x":"ヨナタンはゲバにいたペリシテ人の守備隊を打ったので、ペリシテ人はそれを聞いた。サウルは全地に角笛を吹き鳴らして、「ヘブル人よ、聞け」と言った。"},{"p":4,"x":"全イスラエルは、サウルがペリシテ人の守備隊を打ったこと、またイスラエルがペリシテ人に憎まれるようになったことを聞いた。民はサウルの後に従ってギルガルに集められた。"},{"p":5,"x":"ペリシテ人はイスラエルと戦うために集まった。戦車三万両、騎兵六千人、また民は海辺にある砂のように大群であった。彼らは上って来て、ベテ・アベンの東にあるミクマスに陣を敷いた。"},{"p":6,"x":"イスラエルの男たちは、自分たちが窮地にあり、民が追い詰められているのを見て、ほら穴、やぶ、岩、墓、そして穴の中に隠れた。"},{"p":7,"x":"また何人かのヘブル人はヨルダン川を渡ってガドとギレアデの地へ行った。しかしサウルはまだギルガルにおり、すべての民は震えながら彼の後に従った。"},{"p":8,"x":"彼はサムエルが定めた日時に従って七日の間待ったが、サムエルはギルガルに来なかった。そして民は彼から離れて散って行った。"},{"p":9,"x":"サウルは言った。「全焼のささげ物と和解のいけにえをわたしのところに持って来なさい。」そして彼は全焼のささげ物を献げた。"},{"p":10,"x":"彼が全焼のささげ物を献げ終えるとすぐに、見よ、サムエルが来た。サウルは彼を迎えに出て、彼に挨拶した。"},{"p":11,"x":"サムエルは言った。「あなたは何ということをしたのか。」 サウルは言った。「民がわたしから離れて散って行き、あなたが定められた日時のうちに来ず、ペリシテ人がミクマスに集まっていたのを見たので、"},{"p":12,"x":"わたしは『今、ペリシテ人はギルガルのわたしのところに下って来るのに、わたしはまだ主の恵みを求めていない』と考えたからです。それゆえ、わたしは自らを強いて、全焼のささげ物を献げました。」"},{"p":13,"x":"サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをした。あなたはあなたの神、主があなたに命じられた命令を守らなかった。もし守っていたなら、主は今、イスラエルにおけるあなたの王権を永遠に堅く立てられたであろうに。"},{"p":14,"x":"しかし今、あなたの王権は続かない。主はご自分の心にかなう人を求め、主は彼をその民の君主として立てられた。あなたが主が命じられたことを守らなかったからである。」"},{"p":15,"x":"サムエルは立ち上がり、ギルガルからベニヤミンのギベアへ上って行った。サウルは自分と一緒にいる民を数えたところ、約六百人であった。"},{"p":16,"x":"サウルと、その子ヨナタンと、彼らと一緒にいる民はベニヤミンのゲバに留まっていたが、ペリシテ人はミクマスに陣を敷いていた。"},{"p":17,"x":"略奪隊がペリシテ人の陣営から三つの部隊に分かれて出て来た。一つの部隊はシュアルの地にあるオフラへの道に向かい、"},{"p":18,"x":"一つの部隊はベテ・ホロンへの道に向かい、もう一つの部隊は荒野に向かうツェボイムの谷を見下ろす境界への道に向かった。"},{"p":19,"x":"その頃、イスラエルの全地には鍛冶屋がいなかった。ペリシテ人が「ヘブル人が剣や槍を作るかもしれない」と言ったからである。"},{"p":20,"x":"すべてのイスラエル人は、それぞれのすき先の刃、くわ、斧、およびかまを研ぐためにペリシテ人のところへ下って行った。"},{"p":21,"x":"すき先、くわ、三つ又の農具、斧を研ぎ、牛追い棒を直す料金は、それぞれ一パイム†13:21 一パイムは銀三分の二シェケルで、約7.6グラム、または0.26オンスである。 であった。"},{"p":22,"x":"それゆえ、戦いの日には、サウルおよびヨナタンと一緒にいるすべての民の手には剣も槍も見当たらず、ただサウルとその子ヨナタンにのみ見られた。"},{"p":23,"x":"ペリシテ人の守備隊はミクマスの道へ出て行った。 サムエル記第一 &lt; 13 &gt; *13:1 13:1 伝統的なヘブル語本文では「三十」と「四十」が欠けている。ここでは七十人訳のいくつかの写本に基づいて空所を補っている。 †13:21 13:21 一パイムは銀三分の二シェケルで、約7.6グラム、または0.26オンスである。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":14,"v":[{"p":1,"x":"ある日、サウルの子ヨナタンは、自分の武器を持つ若者に言った。「さあ、向こう側にあるペリシテ人の守備隊のところへ渡って行こう。」しかし彼は父には告げなかった。"},{"p":2,"x":"サウルはギベアの境界、ミグロンにあるざくろの木の下に留まっていた。彼と一緒にいる民は約六百人であった。"},{"p":3,"x":"シロで主の祭司であったエリの子ピネハスの子で、イカボデの兄弟であるアヒトブの子アヒヤが、エポデを着けていた。民はヨナタンが行ったことを知らなかった。"},{"p":4,"x":"ヨナタンがペリシテ人の守備隊のところへ渡って行こうとした道の間に、こちら側に一つの険しい岩があり、あちら側に一つの険しい岩があった。一つの名はボツェツ、もう一つの名はセネといった。"},{"p":5,"x":"一つの岩は北の方でミクマスに面して立っており、もう一つの岩は南の方でゲバに面していた。"},{"p":6,"x":"ヨナタンは自分の武器を持つ若者に言った。「さあ、あの割礼を受けていない者たちの守備隊のところへ渡って行こう。もしかすると、主が私たちのために働いてくださるかもしれない。主が多くの人によって救うか、少ない人によって救うかは、主にとって何らの妨げともならないからである。」"},{"p":7,"x":"彼の武器を持つ者は彼に言った。「あなたの心にあるすべてのことをしなさい。進んでください。わたしはあなたと心を一つにしています。」"},{"p":8,"x":"そこでヨナタンは言った。「見よ、私たちはあの男たちのところへ渡って行き、彼らに私たちの姿を見せよう。"},{"p":9,"x":"もし彼らが私たちに『私たちがそちらへ行くまで待て』と言うなら、私たちは自分の場所に立ち止まり、彼らのところへ上って行かない。"},{"p":10,"x":"しかし、もし彼らが『私たちのところへ上って来い』と言うなら、私たちは上って行こう。主が彼らを私たちの手に渡されたからである。これが私たちへのしるしとなる。」"},{"p":11,"x":"二人はペリシテ人の守備隊に自分たちの姿を見せた。ペリシテ人は言った。「見よ、ヘブル人たちが隠れていた穴から出て来る。」"},{"p":12,"x":"守備隊の男たちはヨナタンと彼の武器を持つ者に答えて、「私たちのところへ上って来い。おまえたちに一つ教えてやろう」と言った。 ヨナタンは自分の武器を持つ者に言った。「わたしの後に付いて上って来なさい。主が彼らをイスラエルの手に渡されたからである。」"},{"p":13,"x":"ヨナタンは手と足でよじ登り、彼の武器を持つ者もその後を追った。彼らはヨナタンの前に倒れ、彼の武器を持つ者が彼の後ろで彼らを殺した。"},{"p":14,"x":"ヨナタンと彼の武器を持つ者が行ったこの最初の攻撃で、二人は一エーカーの畑の畝半分ほどの範囲にいた約二十人を討った。"},{"p":15,"x":"陣営、野、およびすべての民の間に恐怖があった。守備隊と略奪隊も恐れ、地は揺れ動いた。それは非常に大きな恐怖となった。"},{"p":16,"x":"ベニヤミンのギベアにいたサウルの見張り人たちが見ると、見よ、群衆は溶け去り、あちこちへ散って行った。"},{"p":17,"x":"サウルは自分と一緒にいる民に言った。「今、点呼を取り、だれが私たちのもとから出て行ったかを見なさい。」彼らが点呼を取ると、見よ、ヨナタンと彼の武器を持つ者がいなかった。"},{"p":18,"x":"サウルはアヒヤに言った。「神の箱を持って来なさい。」その頃、神の箱はイスラエルの人々とともにあったからである。"},{"p":19,"x":"サウルが祭司と語っている間に、ペリシテ人の陣営の騒ぎはますます大きくなった。サウルは祭司に言った。「あなたの手を引っ込めなさい。」"},{"p":20,"x":"サウルと、彼と一緒にいたすべての民はともに集まり、戦いへ行った。すると見よ、彼らは非常に大きな混乱の中で、互いに剣で打ち合っていた。"},{"p":21,"x":"これまでペリシテ人とともにいて、彼らとともに陣営に上って来ていたヘブル人たちも、サウルとヨナタンとともにいるイスラエル人の側についた。"},{"p":22,"x":"また、エフライムの山地に隠れていたイスラエルのすべての男たちも、ペリシテ人が逃げたことを聞いた時、彼らもまた戦いにおいて彼らを激しく追撃した。"},{"p":23,"x":"こうして主はその日、イスラエルを救い出された。戦いはベテ・アベンの向こうまで及んだ。"},{"p":24,"x":"イスラエルの男たちはその日、窮地に陥っていた。サウルが民に誓いを立てさせて、「わたしが敵に復讐を遂げる夕暮れまでに食べ物を食べる者はのろわれる」と言ったからである。そのため、民はだれも食べ物を口にしなかった。"},{"p":25,"x":"すべての民が森に入ると、地面に蜜があった。"},{"p":26,"x":"民が森に入った時、見よ、蜜が滴っていたが、だれも手を口に当てなかった。民はその誓いを恐れたからである。"},{"p":27,"x":"しかしヨナタンは、父が民に誓いを立てさせた時に聞いていなかった。それゆえ彼は手に持っていた杖の先を伸ばし、それを蜂の巣に浸し、蜜を口にした。すると彼の目は明るくなった。"},{"p":28,"x":"その時、民の一人が答えた。「あなたの父は民に厳しく誓いを立てさせて、『今日、食べ物を食べる者はのろわれる』と言いました。」民は疲れ果てていた。"},{"p":29,"x":"するとヨナタンは言った。「わたしの父はこの国を苦しめた。わたしがこの蜜を少し味わっただけで、いかにわたしの目が明るくなったかを見なさい。"},{"p":30,"x":"まして今日、民が敵から見つけた分捕り品を自由に食べていたなら、なおさらではないか。今はペリシテ人への打撃が大きくならなかった。」"},{"p":31,"x":"彼らはその日、ミクマスからアヤロンまでペリシテ人を打った。民は非常に疲れ果てていた。"},{"p":32,"x":"民は分捕り品に飛びかかり、羊、牛、および子牛を取り、それらを地面で屠った。そして民はそれを血のまま食べた。"},{"p":33,"x":"その時、人々がサウルに告げて、「見よ、民が血のついたまま肉を食べて、主に対して罪を犯しています」と言った。 彼は言った。「あなたがたは裏切りを行った。今、わたしのところに大きな石を転がして来なさい。」"},{"p":34,"x":"サウルは言った。「民の間に散らばって行き、彼らに言いなさい。『それぞれ自分の牛や羊をわたしのところに持って来て、ここで屠って食べなさい。血のまま食べて主に対して罪を犯してはならない。』」そこで民は皆、その夜、それぞれ自分の牛を携えて来て、そこで屠った。"},{"p":35,"x":"サウルは主のための祭壇を築いた。これが彼が築いた最初の主のための祭壇であった。"},{"p":36,"x":"サウルは言った。「夜のうちにペリシテ人を追って下って行き、朝の光がさすまで彼らを略奪し、彼らの一人も残さないようにしよう。」 彼らは言った。「あなたがよいと思うことをすべて行ってください。」 その時、祭司は言った。「ここで神に近づきましょう。」"},{"p":37,"x":"サウルは神に伺った。「わたしはペリシテ人を追って下って行くべきでしょうか。あなたは彼らをイスラエルの手に渡されますか。」しかし、神はその日、彼に答えられなかった。"},{"p":38,"x":"サウルは言った。「民のすべてのかしらたちよ、ここへ近づきなさい。今日、この罪がだれにあるかを知り、見なさい。"},{"p":39,"x":"イスラエルを救われる主は生きておられる。たとえそれがわたしの子ヨナタンにあるとしても、彼は必ず死ななければならない。」しかし、すべての民のうちだれ一人として彼に答える者はなかった。"},{"p":40,"x":"彼は全イスラエルに言った。「あなたがたは一方の側に立ち、わたしとわたしの子ヨナタンはもう一方の側に立とう。」 民はサウルに言った。「あなたがよいと思うことを行ってください。」"},{"p":41,"x":"そこでサウルはイスラエルの神、主に言った。「正しい者を示してください。」するとヨナタンとサウルが選ばれ、民は逃れた。"},{"p":42,"x":"サウルは言った。「わたしとわたしの子ヨナタンとの間にくじを引きなさい。」するとヨナタンが選ばれた。"},{"p":43,"x":"サウルはヨナタンに言った。「あなたが何をしたのか、わたしに告げなさい。」 ヨナタンは彼に告げて言った。「わたしは確かに、手に持っていた杖の先で少しの蜜を味わいました。そして見よ、わたしは死ななければなりません。」"},{"p":44,"x":"サウルは言った。「神がわたしにそうされ、さらにそれ以上のことをされるように。ヨナタン、あなたは必ず死ななければならない。」"},{"p":45,"x":"民はサウルに言った。「イスラエルにこの大きな救いをもたらしたヨナタンが死ななければならないのでしょうか。断じてありえません。主は生きておられます。彼の頭の髪の毛一本も地に落ちてはなりません。今日、彼は神とともに働いたからです。」こうして民はヨナタンを救い出し、彼は死ななかった。"},{"p":46,"x":"それからサウルはペリシテ人を追うことから引き上げ、ペリシテ人は自分たちの場所へ行った。"},{"p":47,"x":"サウルがイスラエルに対する王権を握った時、彼は周囲のすべての敵、すなわちモアブ、アンモンの子ら、エドム、ツォバの王たち、およびペリシテ人と戦った。彼がどこへ向かっても、彼は彼らを打ち負かした。"},{"p":48,"x":"彼は力強く戦い、アマレク人を打ち、イスラエルを彼らを略奪する者たちの手から救い出した。"},{"p":49,"x":"サウルの息子たちはヨナタン、イシュビ、およびマルキ・シュアであった。彼の二人の娘の名は、姉の名がメラブ、妹の名がミカルといった。"},{"p":50,"x":"サウルの妻の名は、アヒマアツの娘アヒノアムであった。彼の軍の長の名は、サウルのおじネルの子アブネルであった。"},{"p":51,"x":"サウルの父はキシュであり、アブネルの父ネルはアビエルの子であった。"},{"p":52,"x":"サウルの生きている間、ペリシテ人との激しい戦いがあった。サウルは力ある勇士や勇敢な者を見ると、その者を自分のところに召し抱えた。 サムエル記第一 &lt; 14 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":15,"v":[{"p":1,"x":"サムエルはサウルに言った。「主はわたしを遣わし、あなたに油を注いでご自分の民イスラエルの王とされた。それゆえ今、主の言葉に聞き従いなさい。"},{"p":2,"x":"万軍の主はこう言われる。『わたしはアマレクがイスラエルにしたこと、すなわちイスラエルがエジプトから上って来た時、彼が道でイスラエルに敵対したことを覚えている。"},{"p":3,"x":"今、行ってアマレクを打ち、彼らが持っているすべてのものを滅ぼし尽くしなさい。彼らを惜しんではならない。男も女も、幼子も乳飲み子も、牛も羊も、らくだもろばも殺しなさい。』」"},{"p":4,"x":"サウルは民を呼び集め、テライムで彼らを数えた。歩兵二十万人とユダの男一万人であった。"},{"p":5,"x":"サウルはアマレクの町に来て、谷で待ち伏せした。"},{"p":6,"x":"サウルはケニ人に言った。「行け、立ち去れ、アマレク人の中から下って行け。わたしがあなたがたを彼らと一緒に滅ぼさないためだ。あなたがたは、イスラエルのすべての子らがエジプトから上って来た時、彼らに慈しみを示したからである。」そこでケニ人はアマレク人の中から立ち去った。"},{"p":7,"x":"サウルはハビラからエジプトの前にあるシュルに至るまで、アマレク人を打った。"},{"p":8,"x":"彼はアマレクの王アガグを生け捕りにし、すべての民を剣の刃で滅ぼし尽くした。"},{"p":9,"x":"しかしサウルと民は、アガグ、および羊と牛の最も良いもの、肥えた子牛、子羊、そしてすべての良いものを惜しみ、それらを滅ぼし尽くそうとはせず、ただ価値のないつまらないものだけを滅ぼし尽くした。"},{"p":10,"x":"その時、主の言葉がサムエルに臨んで言われた。"},{"p":11,"x":"「サウルを王に立てたことを、わたしは悲しく思う。彼はわたしに従うことから背き、わたしの命令を実行しなかったからである。」サムエルは怒り、夜通し主に向かって叫び求めた。"},{"p":12,"x":"サムエルはサウルに会うために朝早く起きた。するとサムエルに、「サウルはカルメルに行き、自分のために記念碑を立て、そこを離れて進み、ギルガルへ下った」という知らせがあった。"},{"p":13,"x":"サムエルがサウルのところに来ると、サウルは彼に言った。「あなたが主に祝福されますように。わたしは主の命令を実行しました。」"},{"p":14,"x":"サムエルは言った。「では、わたしの耳に入るこの羊の鳴き声と、わたしに聞こえる牛の鳴き声は何なのか。」"},{"p":15,"x":"サウルは言った。「彼らがアマレク人から持って来たのです。民が羊と牛の最も良いものをあなたの神、主にいけにえとして献げるために惜しみ、残りのものは私たちが滅ぼし尽くしました。」"},{"p":16,"x":"サムエルはサウルに言った。「もうよい。昨夜、主がわたしに語られたことをあなたに告げよう。」 サウルは彼に言った。「お話しください。」"},{"p":17,"x":"サムエルは言った。「あなたは自分の目には小さな者であったが、イスラエルの部族のかしらとされたのではないか。主はあなたに油を注いでイスラエルの王とされた。"},{"p":18,"x":"主はあなたを旅に遣わして、『行き、あの罪人たち、アマレク人を滅ぼし尽くし、彼らが滅びるまで彼らと戦え』と言われた。"},{"p":19,"x":"それなのに、なぜあなたは主の声に聞き従わなかったのか。なぜ分捕り品に飛びかかり、主の目に悪であるとされることを行ったのか。」"},{"p":20,"x":"サウルはサムエルに言った。「わたしは確かに主の声に聞き従い、主がわたしを遣わされた道を行き、アマレクの王アガグを連れて来て、アマレク人を滅ぼし尽くしました。"},{"p":21,"x":"しかし民は、滅ぼし尽くすべきものの中で最も良い羊と牛を、ギルガルであなたの神、主にいけにえとして献げるために、分捕り品の中から取りました。」"},{"p":22,"x":"サムエルは言った。 「主は、主の声に聞き従うことと同じほど、全焼のささげ物やいけにえを喜ばれるだろうか。 見よ、聞き従うことはいけにえにまさり、耳を傾けることは雄羊の脂肪にまさる。"},{"p":23,"x":"反逆は占いの罪に等しく、 強情は偶像礼拝とテラフィム*15:23 テラフィムは家の偶像であり、家の財産を受け継ぐ権利と関係していた可能性がある。 と同じである。 あなたが主の言葉を退けたので、 主もまた、あなたが王であることを退けられた。」"},{"p":24,"x":"サウルはサムエルに言った。「わたしは罪を犯しました。民を恐れ、彼らの声に聞き従ったため、主の命令とあなたの言葉を破りました。"},{"p":25,"x":"それゆえ今、どうかわたしの罪を赦し、わたしと一緒に帰って、わたしが主を礼拝できるようにしてください。」"},{"p":26,"x":"サムエルはサウルに言った。「わたしはあなたと一緒に帰らない。あなたが主の言葉を退けたので、主もまた、あなたがイスラエルを治める王であることを退けられたからだ。」"},{"p":27,"x":"サムエルが去ろうとして背を向けた時、サウルはサムエルの上着の裾をつかみ、それは引き裂かれた。"},{"p":28,"x":"サムエルは彼に言った。「主は今日、イスラエルの王位をあなたから引き裂き、それをあなたより優れたあなたの隣人に与えられた。"},{"p":29,"x":"イスラエルの力である方は偽ることも、思いを変えることもない。主は人間ではないので、思いを変えることはない。」"},{"p":30,"x":"サウルは言った。「わたしは罪を犯しました。しかし今、どうかわたしの民の長老たちの前で、またイスラエルの前でわたしを重んじ、わたしと一緒に帰って、わたしがあなたの神、主を礼拝できるようにしてください。」"},{"p":31,"x":"そこでサムエルはサウルの後に付いて帰り、サウルは主を礼拝した。"},{"p":32,"x":"それからサムエルは言った。「アマレクの王アガグをわたしのところに連れて来なさい。」アガグは悠然と彼のもとにやって来た。アガグは言った。「確かに死の苦しみは過ぎ去った。」"},{"p":33,"x":"サムエルは言った。「おまえの剣が女たちを子なしにしたように、おまえの母も女たちの中で子なしとなる。」そしてサムエルはギルガルで、主の御前でアガグを切り刻んだ。"},{"p":34,"x":"それからサムエルはラマへ行き、サウルはサウルのギベアにある自分の家へ上って行った。"},{"p":35,"x":"サムエルは死ぬ日まで二度とサウルに会わなかったが、サムエルはサウルのために悲しんだ。主はサウルをイスラエルの王としたことを悲しまれた。 サムエル記第一 &lt; 15 &gt; *15:23 15:23 テラフィムは家の偶像であり、家の財産を受け継ぐ権利と関係していた可能性がある。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":16,"v":[{"p":1,"x":"主はサムエルに言われた。「わたしがサウルをイスラエルの王位から退けたのに、あなたはいつまで彼のために悲しむのか。角に油を満たして行きなさい。わたしはあなたをベツレヘム人エッサイのところへ遣わす。わたしは彼の子らの中に、自分のための王を見つけたからである。」"},{"p":2,"x":"サムエルは言った。「どうしてわたしが行けましょうか。サウルが聞けば、わたしを殺すでしょう。」 主は言われた。「若い雌牛を一頭連れて行き、『わたしは主にいけにえを献げるために来た』と言いなさい。"},{"p":3,"x":"そしてエッサイをいけにえに招きなさい。あなたが何をすべきかをわたしが教える。わたしがあなたに指し示す者に、あなたはわたしのために油を注がなければならない。」"},{"p":4,"x":"サムエルは主が語られたとおりに行い、ベツレヘムに来た。町の長老たちは震えながら彼を出迎え、「平和のために来られたのですか」と言った。"},{"p":5,"x":"彼は言った。「平和のためである。わたしは主にいけにえを献げるために来た。身を清めて、わたしと一緒にいけにえの場に来なさい。」彼はエッサイとその子らを清め、彼らをいけにえに招いた。"},{"p":6,"x":"彼らが来た時、彼はエリアブを見て、「確かに主の油注がれた者が、主の御前にいる」と考えた。"},{"p":7,"x":"しかし主はサムエルに言われた。「彼の容姿や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けたからである。主は人が見るようには見ない。人は外見を見るが、主は心を見るからである。」"},{"p":8,"x":"それからエッサイはアビナダブを呼び、サムエルの前を通らせた。サムエルは「主はこの者をも選んでおられない」と言った。"},{"p":9,"x":"それからエッサイはシャンマを通らせた。サムエルは「主はこの者をも選んでおられない」と言った。"},{"p":10,"x":"エッサイは七人の息子をサムエルの前を通らせた。サムエルはエッサイに「主はこれらの者を選んでおられない」と言った。"},{"p":11,"x":"サムエルはエッサイに言った。「あなたの息子たちはこれで全員か。」 彼は言った。「まだ末の子が残っています。見よ、彼は羊を飼っています。」 サムエルはエッサイに言った。「人を遣わして彼を連れて来なさい。彼がここに来るまで、私たちは座らないからだ。」"},{"p":12,"x":"そこで彼は人を遣わし、彼を連れて来た。彼は血色がよく、目が美しく、容姿も整っていた。主は言われた。「立って彼に油を注げ。この者こそ、その人である。」"},{"p":13,"x":"そこでサムエルは油の角を取り、兄弟たちの真ん中で彼に油を注いだ。その日以来、主の霊がダビデの上に激しく臨んだ。こうしてサムエルは立ち上がり、ラマへ行った。"},{"p":14,"x":"さて、主の霊はサウルから去り、主からの悪霊が彼を悩ませた。"},{"p":15,"x":"サウルの家来たちは彼に言った。「見よ、今、神からの悪霊があなたを悩ませています。"},{"p":16,"x":"どうか、わが主よ、あなたの前にいるあなたの家来たちに命じて、竪琴を上手に弾く者を探させてください。神からの悪霊があなたに臨む時、彼が手でそれを弾けば、あなたは良くなるでしょう。」"},{"p":17,"x":"サウルは家来たちに言った。「今、わたしのために上手に弾くことのできる者を見つけて、わたしのところに連れて来なさい。」"},{"p":18,"x":"すると若者の一人が答えた。「見よ、わたしはベツレヘム人エッサイの息子を見ました。彼は演奏が巧みで、勇敢な戦士、分別ある話し手で、容姿も整っており、主が彼とともにおられます。」"},{"p":19,"x":"そこでサウルはエッサイのところに使者たちを遣わして言った。「羊と一緒にいるあなたの息子ダビデを、わたしのところに送りなさい。」"},{"p":20,"x":"エッサイはパンを載せたろばと、ぶどう酒の皮袋一つと、子やぎ一匹を取り、それらを息子のダビデに託してサウルに送った。"},{"p":21,"x":"ダビデはサウルのところに来て、彼の前に立った。サウルは彼を大いに愛し、彼はサウルの武器を持つ者となった。"},{"p":22,"x":"サウルはエッサイのもとに人を遣わして言った。「どうか、ダビデをわたしの前に立たせておいてほしい。彼はわたしの目に恵みを得たからだ。」"},{"p":23,"x":"神からの霊がサウルに臨むと、ダビデは竪琴を取り、自分の手で弾いた。するとサウルはさわやかになり、良くなって、悪霊は彼から離れ去った。 サムエル記第一 &lt; 16 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":17,"v":[{"p":1,"x":"ペリシテ人は戦いのために軍勢を集めた。彼らはユダに属するソコに集まり、ソコとアゼカの間にあるエフェス・ダミムに陣を敷いた。"},{"p":2,"x":"サウルとイスラエルの男たちは集まり、エラの谷に陣を敷き、ペリシテ人に向かって陣形を整えた。"},{"p":3,"x":"ペリシテ人は向こう側の山に立ち、イスラエルはこちら側の山に立っていた。彼らの間には谷があった。"},{"p":4,"x":"ペリシテ人の陣営から、ガテ出身のゴリアテという名の代表戦士が出て来た。彼の背の高さは六キュビトと一スパン*17:4 一キュビトは男性の中指の先から肘までの長さで、約46センチメートル、または約18インチである。一スパンは手を広げた時の親指の先から小指の先までの長さで、約半キュビト、約23センチメートル、または9インチである。したがって、ゴリアテの身長は約2.97メートル、または9フィート9インチであった。 であった。"},{"p":5,"x":"彼は頭に青銅の兜をかぶり、うろこ綴りの鎧を着ていた。その鎧の重さは青銅五千シェケル†17:5 一シェケルは約10グラム、あるいは約0.35オンスである。五千シェケルは約50キログラム、または110ポンドである。六百シェケルは約6キログラム、または13ポンドである。 であった。"},{"p":6,"x":"彼の足には青銅のすね当てがあり、肩の間には青銅の投げ槍があった。"},{"p":7,"x":"彼の槍の柄は機織りの巻き棒のようであり、その槍の穂先は鉄六百シェケルであった。彼の前には盾を持つ者が歩いていた。"},{"p":8,"x":"彼は立ってイスラエルの軍勢に向かって叫び、彼らに言った。「なぜおまえたちは戦いの陣形を整えて出て来たのか。わたしはペリシテ人であり、おまえたちはサウルの家来ではないか。おまえたちのために一人を選び、わたしのところに下って来させよ。"},{"p":9,"x":"もし彼がわたしと戦ってわたしを殺すことができるなら、私たちはあなたがたの奴隷となろう。しかし、もしわたしが彼に勝って彼を殺したなら、あなたがたは私たちの奴隷となって私たちに仕えよ。」"},{"p":10,"x":"そのペリシテ人は言った。「わたしは今日、イスラエルの軍勢に挑む。わたしに一人の男を出せ。そうすれば私たちはともに戦おう。」"},{"p":11,"x":"サウルと全イスラエルがそのペリシテ人のこれらの言葉を聞いた時、彼らはおびえ、非常に恐れた。"},{"p":12,"x":"さて、ダビデはユダのベツレヘム出身の、エフラテ人エッサイの息子であった。その名をエッサイといい、彼には八人の息子がいた。その男はサウルの時代には年老いており、人々の中でも高齢であった。"},{"p":13,"x":"エッサイの年上の三人の息子たちはサウルに従って戦いに行っていた。戦いに行った三人の息子たちの名は、長子がエリアブ、次子がアビナダブ、三番目がシャンマであった。"},{"p":14,"x":"ダビデは末っ子であり、年上の三人はサウルに従って行っていた。"},{"p":15,"x":"ダビデはベツレヘムで父の羊を飼うため、サウルのもとから行ったり来たりしていた。"},{"p":16,"x":"そのペリシテ人は朝と夕方に近づき、四十日の間その姿を見せた。"},{"p":17,"x":"エッサイは息子のダビデに言った。「今、兄弟たちのために、この炒り麦一エパ‡17:17 一エパは約22リットル、または約3分の2ブッシェルである。 とこれら十個のパンを取り、陣営にいる兄弟たちのところへ急いで持って行きなさい。"},{"p":18,"x":"そして、この十個のチーズを彼らの千人隊の長に持って行き、兄弟たちの安否を尋ね、彼らの無事のしるしを持ち帰りなさい。」"},{"p":19,"x":"さて、サウルと彼らとイスラエルのすべての男たちは、エラの谷でペリシテ人と戦っていた。"},{"p":20,"x":"ダビデは朝早く起き、羊を番人に任せ、エッサイが命じたように持ち物を取って出かけた。彼が陣営の荷車囲いに着いた時、軍勢はときの声を上げて戦場に出て行くところであった。"},{"p":21,"x":"イスラエルとペリシテ人は、互いに軍勢と軍勢を向かい合わせて陣形を整えた。"},{"p":22,"x":"ダビデは自分の荷物を荷物係の手に残し、戦場へ走り、行って兄弟たちの安否を尋ねた。"},{"p":23,"x":"彼が彼らと話していると、見よ、ペリシテ人の陣営から、ガテのペリシテ人でゴリアテという名のあの代表戦士が上って来て、以前と同じ言葉を語ったので、ダビデはそれを聞いた。"},{"p":24,"x":"イスラエルのすべての男たちは、その男を見ると彼の前から逃げ出し、非常に恐れた。"},{"p":25,"x":"イスラエルの人々は言った。「あなたがたは、上って来たこの男を見たか。彼は確かにイスラエルに挑むために上って来た。彼を殺す者がいれば、王はその人に莫大な富を与え、自分の娘を彼に与え、イスラエルにおいて彼の父の家を免税にする。」"},{"p":26,"x":"ダビデは自分のそばに立っている人々に向かって言った。「このペリシテ人を殺し、イスラエルから非難を取り除く者には、何がなされるのですか。生ける神の軍勢に挑むとは、この割礼を受けていないペリシテ人は一体何者ですか。」"},{"p":27,"x":"民は彼に、「彼を殺す者には、このようになされる」と同じように答えた。"},{"p":28,"x":"彼の長兄エリアブは、彼が人々と話しているのを聞いた。エリアブの怒りはダビデに向かって燃え上がり、彼は言った。「なぜおまえは下って来たのか。荒野にいるあのわずかな羊を、おまえはだれに任せてきたのか。わたしはおまえの高慢とおまえの心の悪さを知っている。おまえは戦いを見るために下って来たのだ。」"},{"p":29,"x":"ダビデは言った。「今、わたしが何をしたというのですか。話しただけではありませんか。」"},{"p":30,"x":"彼は彼から離れて別の人のところへ向きを変え、同じように語りかけた。すると民は彼に以前と同じように答えた。"},{"p":31,"x":"ダビデの語った言葉が聞かれると、人々はそれをサウルの前で告げたので、サウルは彼を呼び寄せた。"},{"p":32,"x":"ダビデはサウルに言った。「あの男のことで、だれも気を落としてはなりません。あなたのしもべが行って、このペリシテ人と戦います。」"},{"p":33,"x":"サウルはダビデに言った。「あなたはこのペリシテ人に向かって行き、彼と戦うことはできない。あなたはただの若者であり、彼は若い時から戦士だからだ。」"},{"p":34,"x":"ダビデはサウルに言った。「あなたのしもべは父の羊を飼っていました。獅子や熊が来て群れから子羊を取って行くと、"},{"p":35,"x":"わたしはその後に付いて出て行き、それを打ち、その口から子羊を救い出しました。それがわたしに向かって立ち上がった時は、そのあごをつかんでそれを打ち、殺しました。"},{"p":36,"x":"あなたのしもべは獅子も熊も打ったのです。この割礼を受けていないペリシテ人も、彼らの一匹のようになるでしょう。彼が生ける神の軍勢に挑んだからです。」"},{"p":37,"x":"ダビデは言った。「わたしを獅子の爪、熊の爪から救い出された主は、このペリシテ人の手からもわたしを救い出されるでしょう。」 サウルはダビデに言った。「行きなさい。主があなたとともにおられるように。」"},{"p":38,"x":"サウルはダビデに自分の衣服を着せ、その頭に青銅の兜をかぶせ、彼に鎧を着せた。"},{"p":39,"x":"ダビデは自分の衣服の上に彼の剣を帯び、試しに歩いてみた。彼はそれらに慣れていなかったからである。ダビデはサウルに言った。「これらを着けたままでは歩けません。慣れていないからです。」ダビデはそれを脱いだ。"},{"p":40,"x":"彼は自分の杖を手に取り、谷から五つの滑らかな石を選んで、自分が持っていた羊飼いの袋に入れ、手に石投げひもを持った。そして彼はそのペリシテ人に近づいた。"},{"p":41,"x":"ペリシテ人は歩みを進めてダビデに近づき、盾を持つ男が彼の前を進んだ。"},{"p":42,"x":"ペリシテ人が見渡してダビデを見た時、彼は彼を軽蔑した。彼は血色の良い若者であり、見栄えが良かったからである。"},{"p":43,"x":"ペリシテ人はダビデに言った。「わたしは犬か。おまえが杖を持ってわたしのところへ来るとは。」ペリシテ人は自分の神々にかけてダビデをのろった。"},{"p":44,"x":"ペリシテ人はダビデに言った。「わたしのところへ来い。おまえの肉を空の鳥と野の獣にくれてやろう。」"},{"p":45,"x":"するとダビデはそのペリシテ人に言った。「あなたは剣と槍と投げ槍を持ってわたしに向かって来るが、わたしはあなたが挑んだイスラエルの軍勢の神、万軍の主の名によってあなたに向かって行く。"},{"p":46,"x":"今日、主はあなたをわたしの手に渡される。わたしはあなたを打ち、あなたの頭を切り落とす。わたしは今日、ペリシテ人の軍勢の死骸を空の鳥と地の野獣に与える。それは全地が、イスラエルに神がおられることを知るためであり、"},{"p":47,"x":"また、この全会衆が、主が剣や槍によって救うのではないことを知るためである。戦いは主のものだからである。主はあなたがたを私たちの手に渡される。」"},{"p":48,"x":"そのペリシテ人が起き上がり、ダビデに立ち向かうために近づいて来た時、ダビデは急いで戦場に向かい、そのペリシテ人に立ち向かうために走った。"},{"p":49,"x":"ダビデは袋に手を入れ、そこから石を一つ取り、石投げひもで投げて、そのペリシテ人の額を打った。石は彼の額に食い込み、彼は顔を地に向けて倒れた。"},{"p":50,"x":"こうしてダビデは石投げひもと石でそのペリシテ人に打ち勝ち、そのペリシテ人を打って殺した。しかしダビデの手に剣はなかった。"},{"p":51,"x":"それからダビデは走り、そのペリシテ人の上に立ち、彼の剣を取って鞘から抜き、彼を殺し、それで彼の頭を切り落とした。ペリシテ人たちは自分たちの代表戦士が死んだのを見て、逃げ去った。"},{"p":52,"x":"イスラエルとユダの男たちは立ち上がって叫び、ガイとエクロンの門に至るまでペリシテ人を追撃した。ペリシテ人の傷ついた者たちは、シャアライムの道に沿ってガテやエクロンに至るまで倒れた。"},{"p":53,"x":"イスラエルの人々はペリシテ人の追撃から戻り、彼らの陣営を略奪した。"},{"p":54,"x":"ダビデはそのペリシテ人の頭を取り、エルサレムへ持って行ったが、彼の武具は自分の天幕に置いた。"},{"p":55,"x":"サウルがダビデがペリシテ人に向かって出て行くのを見た時、彼は軍の長アブネルに言った。「アブネル、この若者はだれの息子か。」 アブネルは言った。「王よ、あなたの命にかけて申します。わたしは知りません。」"},{"p":56,"x":"王は言った。「この若者がだれの息子か尋ねてみよ。」"},{"p":57,"x":"ダビデがそのペリシテ人を殺して戻って来た時、アブネルは彼を連れて、ペリシテ人の頭を手にしたままの彼をサウルの前に連れて来た。"},{"p":58,"x":"サウルは彼に言った。「若者よ、あなたはだれの息子か。」 ダビデは答えた。「わたしはあなたのしもべ、ベツレヘム人エッサイの息子です。」 サムエル記第一 &lt; 17 &gt; *17:4 17:4 一キュビトは男性の中指の先から肘までの長さで、約46センチメートル、または約18インチである。一スパンは手を広げた時の親指の先から小指の先までの長さで、約半キュビト、約23センチメートル、または9インチである。したがって、ゴリアテの身長は約2.97メートル、または9フィート9インチであった。 †17:5 17:5 一シェケルは約10グラム、あるいは約0.35オンスである。五千シェケルは約50キログラム、または110ポンドである。六百シェケルは約6キログラム、または13ポンドである。 ‡17:17 17:17 一エパは約22リットル、または約3分の2ブッシェルである。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":18,"v":[{"p":1,"x":"ダビデがサウルに語り終えた時、ヨナタンの心はダビデの心と深く結ばれ、ヨナタンは自分自身のようにダビデを愛した。"},{"p":2,"x":"サウルはその日彼を召し抱え、もはや父の家に帰ることを許さなかった。"},{"p":3,"x":"ヨナタンはダビデを自分自身のように愛したため、彼と契約を結んだ。"},{"p":4,"x":"ヨナタンは自分の着ていた上着を脱いでダビデに与え、また自分の衣服、さらには自分の剣、弓、および帯までも彼に与えた。"},{"p":5,"x":"ダビデはサウルが彼を遣わすところはどこへでも出て行き、成功を収めた。サウルは彼を戦士たちの上に立てた。それはすべての民の目に、またサウルの家来たちの目にも良いことであった。"},{"p":6,"x":"彼らが帰って来た時、すなわちダビデがそのペリシテ人を殺して戻って来た時、女たちはイスラエルのすべての町々から、タンバリンを鳴らし、喜びをもって、またさまざまな楽器を携えて、サウル王を迎えるために歌い踊りながら出て来た。"},{"p":7,"x":"女たちは遊び戯れながら互いに歌い交わして言った。 「サウルは千を打ち、 ダビデは万を打った。」"},{"p":8,"x":"サウルは非常に怒り、この言葉は彼の心を悪くさせた。彼は言った。「彼らはダビデに万を割り当てたが、わたしには千しか割り当てなかった。あとは王位を手にするだけではないか。」"},{"p":9,"x":"その日以来、サウルはダビデに疑いの目を向けた。"},{"p":10,"x":"翌日、神からの悪霊がサウルの上に激しく臨み、彼は家の中で預言した。ダビデは他の時のように彼の手で竪琴を弾いた。サウルの手には槍があった。"},{"p":11,"x":"サウルは「ダビデを壁に突き刺してやる」と言って槍を投げた。ダビデは彼の前から二度身をかわした。"},{"p":12,"x":"主がダビデとともにおられ、サウルから去られたため、サウルはダビデを恐れた。"},{"p":13,"x":"それゆえサウルは彼を自分のそばから遠ざけ、彼を自分の千人隊の長とした。彼は民の前を出入りした。"},{"p":14,"x":"ダビデはそのすべての道において賢く振る舞い、主は彼とともにおられた。"},{"p":15,"x":"サウルは彼が非常に賢く振る舞うのを見た時、彼を恐れおののいた。"},{"p":16,"x":"しかし、彼が民を率いて出入りしていたので、全イスラエルとユダはダビデを愛した。"},{"p":17,"x":"サウルはダビデに言った。「見よ、わたしの長女メラブを、あなたに妻として与えよう。ただ、わたしのために勇敢に働き、主の戦いを戦いなさい。」サウルは「わたしの手が彼に下るのではなく、ペリシテ人の手が彼に下るようにしよう」と考えていたからである。"},{"p":18,"x":"ダビデはサウルに言った。「わたしは何者でしょうか。わたしの命、あるいはイスラエルにおけるわたしの父の家系が何だというので、わたしが王の婿になれるのでしょうか。」"},{"p":19,"x":"しかし、サウルの娘メラブがダビデに与えられる時になって、彼女はメホラ人アドリエルに妻として与えられた。"},{"p":20,"x":"サウルの娘ミカルはダビデを愛していた。人々がそれをサウルに告げると、その事は彼を喜ばせた。"},{"p":21,"x":"サウルは言った。「わたしは彼女を彼に与えよう。彼女が彼にとって罠となり、ペリシテ人の手が彼に下るためである。」それゆえサウルはダビデに「今日、あなたはもう一度、わたしの婿となるのだ」と言った。"},{"p":22,"x":"サウルは家来たちに命じた。「ダビデにひそかに語って、『見よ、王はあなたを喜んでおり、その家来たちも皆あなたを愛している。それゆえ今、王の婿になりなさい』と言いなさい。」"},{"p":23,"x":"サウルの家来たちはこれらの言葉をダビデの耳に語った。ダビデは「わたしが貧しく、軽く見られている者であるのに、王の婿になることがあなたがたにとって軽いことと思われるのですか」と言った。"},{"p":24,"x":"サウルの家来たちは彼に告げて、「ダビデはこれこれの事を語りました」と言った。"},{"p":25,"x":"サウルは言った。「あなたがたはダビデにこう言いなさい。『王は、王の敵に復讐するために、百人のペリシテ人の包皮のほかには、結納金を望んでおられない。』」しかしサウルは、ダビデをペリシテ人の手によって倒そうとたくらんでいたのである。"},{"p":26,"x":"家来たちがこれらの言葉をダビデに告げると、ダビデは王の婿になることを大いに喜んだ。その期日がまだ満ちないうちに、"},{"p":27,"x":"ダビデは立ち上がり、彼と彼の人々とともに行って、ペリシテ人のうち二百人の男を殺した。そしてダビデは彼らの包皮を持って来て、彼が王の婿となるために、その数をそろえて王に差し出した。そこでサウルは娘ミカルを彼に妻として与えた。"},{"p":28,"x":"サウルは、主がダビデとともにおられるのを見、また知った。そしてサウルの娘ミカルは彼を愛していた。"},{"p":29,"x":"サウルはダビデをますます恐れ、サウルは生涯ダビデの敵となった。"},{"p":30,"x":"それからペリシテ人の君主たちが出て来て戦った。彼らが出て来るたびに、ダビデはサウルのすべての家来たちよりも賢く振る舞ったので、彼の名は高く尊ばれた。 サムエル記第一 &lt; 18 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":19,"v":[{"p":1,"x":"サウルは自分の息子ヨナタンと自分のすべての家来たちに、ダビデを殺すようにと語った。しかし、サウルの息子ヨナタンはダビデを深く愛していた。"},{"p":2,"x":"ヨナタンはダビデに告げて言った。「わたしの父サウルがあなたを殺そうとしています。それゆえ今、どうか明日の朝には身を守り、ひそかな場所に留まり、身を隠してください。"},{"p":3,"x":"わたしは出て行き、あなたがいる野で父のそばに立ち、あなたについて父と話し合います。そして何かが分かれば、あなたに教えましょう。」"},{"p":4,"x":"ヨナタンは父サウルにダビデのために良いことを語り、彼に言った。「王がそのしもべダビデに対して罪を犯されませんように。彼はあなたに対して罪を犯しておらず、彼はあなたのために大きな働きをしたからです。"},{"p":5,"x":"彼は命を懸けてあのペリシテ人を打ち倒し、主は全イスラエルのために大きな勝利をもたらされました。あなたはそれを見て喜ばれました。それなのに、なぜあなたは理由もなくダビデを殺し、罪のない血に対して罪を犯そうとされるのですか。」"},{"p":6,"x":"サウルはヨナタンの声に聞き入れた。そしてサウルは、「主は生きておられる。彼は死刑に処せられることはない」と誓った。"},{"p":7,"x":"ヨナタンはダビデを呼び、ヨナタンはこれらのすべての事を彼に知らせた。ヨナタンはダビデをサウルのもとに連れて行き、彼は以前のように彼の前にいた。"},{"p":8,"x":"再び戦いがあった。ダビデは出て行ってペリシテ人と戦い、彼らに大打撃を与えた。そして彼らは彼の前から逃げ去った。"},{"p":9,"x":"サウルが手に槍を持って家の中で座っていた時、主からの悪霊が彼の上に臨んだ。ダビデは手で竪琴を弾いていた。"},{"p":10,"x":"サウルは槍でダビデを壁に突き刺そうとしたが、彼はサウルの前から身をかわしたため、サウルは槍を壁に突き刺した。ダビデはその夜、逃げて難を逃れた。"},{"p":11,"x":"サウルはダビデの家に使者たちを遣わし、彼を見張らせ、朝には彼を殺そうとした。ダビデの妻ミカルは彼に告げて言った。「もしあなたが今夜自分の命を救わないなら、明日には殺されるでしょう。」"},{"p":12,"x":"そこでミカルは窓からダビデを降ろした。彼は行って逃げ、難を逃れた。"},{"p":13,"x":"ミカルはテラフィム*19:13 テラフィムは、家の財産の相続権と関係していた可能性のある家庭の偶像である。 を取り、それを寝台に横たえ、その頭のところにやぎの毛の枕を置き、それを衣服で覆った。"},{"p":14,"x":"サウルがダビデを捕らえるために使者たちを遣わすと、彼女は「彼は病気です」と言った。"},{"p":15,"x":"サウルはダビデを見るために使者たちを遣わして言った。「彼を寝台ごとわたしのところに運んで来い。わたしが彼を殺すためだ。」"},{"p":16,"x":"使者たちが入って来ると、見よ、寝台にはテラフィムがあり、その頭のところにはやぎの毛の枕があった。"},{"p":17,"x":"サウルはミカルに言った。「なぜあなたはこのようにわたしをだまし、わたしの敵を去らせて逃がしたのか。」ミカルはサウルに答えた。「彼がわたしに『行かせてくれ。なぜわたしがあなたを殺さなければならないのか』と言ったのです。」"},{"p":18,"x":"こうしてダビデは逃げて難を逃れ、ラマのサムエルのところに来て、サウルが自分にしたすべてのことを彼に告げた。彼とサムエルは行ってナヨテに住んだ。"},{"p":19,"x":"人々はサウルに告げて、「見よ、ダビデはラマのナヨテにいます」と言った。"},{"p":20,"x":"サウルはダビデを捕らえるために使者たちを遣わした。彼らが預言する預言者たちの一団と、彼らの長として立っているサムエルを見た時、神の霊がサウルの使者たちの上に臨み、彼らもまた預言した。"},{"p":21,"x":"それがサウルに告げられると、彼は別の使者たちを遣わしたが、彼らもまた預言した。サウルは再び三度目の使者たちを遣わしたが、彼らもまた預言した。"},{"p":22,"x":"そこで彼は自らもラマへ行き、セクの大きな井戸のところに来て尋ねて言った。「サムエルとダビデはどこにいるか。」一人の人が「見よ、ラマのナヨテにいます」と言った。"},{"p":23,"x":"彼はそこからラマのナヨテへ行った。すると神の霊が彼の上にも臨み、彼は進み行き、ラマのナヨテに着くまで預言した。"},{"p":24,"x":"彼はまた自分の衣服を脱ぎ捨て、サムエルの前で彼もまた預言し、その日一日中、またその夜一晩中、裸で横たわった。それゆえ人々は、「サウルもまた預言者の一人なのか」と言った。 サムエル記第一 &lt; 19 &gt; *19:13 19:13 テラフィムは、家の財産の相続権と関係していた可能性のある家庭の偶像である。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":20,"v":[{"p":1,"x":"ダビデはラマのナヨテから逃げ、ヨナタンの前へ来て言った。「わたしが何をしたというのですか。わたしの咎は何ですか。あなたの父の前にわたしのどんな罪があって、彼はわたしの命を狙うのですか。」"},{"p":2,"x":"彼は彼に言った。「断じてそんなことはありません。あなたは死にません。見よ、わたしの父は大きいことも小さいことも、わたしに知らせずには何もしません。なぜ父がこの事をわたしに隠すでしょうか。そのようなことはありません。」"},{"p":3,"x":"ダビデはさらに誓って言った。「あなたの父は、わたしがあなたの目に恵みを得ていることをよく知っています。それで彼は、『ヨナタンが悲しまないように、彼にこれを知らせないようにしよう』と言っているのです。しかし、主が生きておられ、あなたが生きているのと同じほど確かに、わたしと死との間には一歩しかありません。」"},{"p":4,"x":"するとヨナタンはダビデに言った。「あなたが望むことは何でも、わたしはあなたのために行いましょう。」"},{"p":5,"x":"ダビデはヨナタンに言った。「見よ、明日は新月祭であり、わたしは必ず王と食事をともにしなければなりません。しかし、わたしを行かせて、三日目の夕暮れまで野に身を隠させてください。"},{"p":6,"x":"もしあなたの父が少しでもわたしがいないことに気づくなら、その時はこう言ってください。『ダビデが自分の町ベツレヘムへ急いで行かせてほしいと、わたしに願い出ました。そこでは全家のための年ごとのいけにえがあるからです。』"},{"p":7,"x":"もし彼が『それは良い』と言えば、あなたのしもべには平安があります。しかし、もし彼が怒るなら、その時は彼によって悪が定められていると知ってください。"},{"p":8,"x":"したがって、あなたのしもべに慈しみを示してください。あなたはあなたのしもべと主の契約を結んだからです。しかし、もしわたしに咎があるなら、あなたが自らわたしを殺してください。なぜわたしをあなたの父のところに連れて行く必要があるでしょうか。」"},{"p":9,"x":"ヨナタンは言った。「あなたには断じてそんなことはありません。もしわたしの父によってあなたに臨む悪が定められているとわたしが少しでも知ったなら、わたしはあなたにそれを告げないでしょうか。」"},{"p":10,"x":"するとダビデはヨナタンに言った。「もしあなたの父があなたに荒々しく答えた場合、だれがそれをわたしに告げてくれるのですか。」"},{"p":11,"x":"ヨナタンはダビデに言った。「来なさい、野へ出て行こう。」そして二人は野へ出て行った。"},{"p":12,"x":"ヨナタンはダビデに言った。「イスラエルの神、主にかけて誓います。明日の今ごろ、遅くとも三日目までに、わたしは父の意向を探ります。もしダビデに好意を持っているなら、必ず人を遣わして知らせます。"},{"p":13,"x":"もし父があなたに悪を行うことを望んでいるのに、わたしがそれを知らせず、あなたを平安のうちに去らせないなら、主がヨナタンにそうされ、さらにそれ以上のことをされますように。主がわたしの父とともにおられたように、あなたとともにおられますように。"},{"p":14,"x":"わたしがまだ生きている間は、わたしが死なないように、主の慈しみをわたしに示してください。"},{"p":15,"x":"さらに、主がダビデの敵たちを地の面から一人残らず断ち切られる時にも、あなたの慈しみをわたしの家から永遠に断ち切らないでください。」"},{"p":16,"x":"こうしてヨナタンはダビデの家と契約を結んで言った。「主がダビデの敵に報復されるように。」"},{"p":17,"x":"ヨナタンはダビデに対する愛のゆえに、ダビデに再び誓わせた。彼は自分自身を愛するようにダビデを愛していたからである。"},{"p":18,"x":"それからヨナタンは彼に言った。「明日は新月祭であり、あなたの席が空くため、あなたがいないことに気づかれるでしょう。"},{"p":19,"x":"三日間とどまった後、あなたは急いで下って行き、あの事が始まった時にあなたが身を隠した場所へ来て、エゼルの石のそばに留まっていなさい。"},{"p":20,"x":"わたしは的を射るように、その石の横に三本の矢を射ます。"},{"p":21,"x":"見よ、わたしは若者を遣わし、『行って、矢を見つけて来い』と言います。もしわたしがその若者に、『見よ、矢はおまえのこちら側にある。それを取って来い』とはっきり言うなら、あなたは来なさい。主は生きておられる。あなたには平安があり、危険はないからです。"},{"p":22,"x":"しかし、もしわたしがその若者にこう言うなら、『見よ、矢はおまえの向こう側にある』。その時は自分の道を行きなさい。主があなたを去らせるのです。"},{"p":23,"x":"あなたとわたしが語り合った事柄については、見よ、主があなたとわたしとの間に永遠におられます。」"},{"p":24,"x":"こうしてダビデは野に身を隠した。新月祭が来て、王は食べ物を食べるために座った。"},{"p":25,"x":"王は他の時のように自分の席、すなわち壁のそばの席に座り、ヨナタンは立ち上がり、アブネルはサウルのそばに座ったが、ダビデの場所は空いていた。"},{"p":26,"x":"それでもサウルはその日何も言わなかった。彼は「彼に何かが起こったのだ。彼は清くない。確かに彼は清くないのだ」と考えたからである。"},{"p":27,"x":"新月祭の翌日、すなわち二日目にも、ダビデの場所は空いていた。サウルは息子ヨナタンに言った。「なぜエッサイの息子は昨日も今日も食事に来ないのか。」"},{"p":28,"x":"ヨナタンはサウルに答えた。「ダビデはベツレヘムへ行くことをわたしに熱心に願い出ました。"},{"p":29,"x":"彼は言いました。『どうかわたしを行かせてください。私たちの氏族が町でいけにえを献げるからです。わたしの兄弟がわたしにそこに来るように命じました。今、もしわたしがあなたの目に恵みを得ているなら、どうか抜け出して、兄弟たちに会わせてください。』そのため、彼は王の食卓に来なかったのです。」"},{"p":30,"x":"するとサウルの怒りはヨナタンに向かって燃え上がり、彼は彼に言った。「このひねくれた反逆女の息子め。おまえがエッサイの息子を選んだことを、わたしが知らないとでも思うのか。おまえ自身の恥、母の裸の恥となるだけだ。"},{"p":31,"x":"エッサイの息子が地上で生きている限り、おまえもおまえの王位も堅く立つことはないからだ。それゆえ今、人を遣わして彼をわたしのところに連れて来い。彼は必ず死ななければならない。」"},{"p":32,"x":"ヨナタンは父サウルに答えて彼に言った。「なぜ彼は死刑に処せられなければならないのですか。彼は何をしたというのですか。」"},{"p":33,"x":"サウルは彼を突き刺そうとして彼に槍を投げた。これによってヨナタンは、父がダビデを死刑に処すことを決意していることを知った。"},{"p":34,"x":"そこでヨナタンは激怒して食卓から立ち上がり、その月の二日目には何の食べ物も食べなかった。父がダビデを辱めたため、彼のために悲しんだからである。"},{"p":35,"x":"朝になって、ヨナタンはダビデと約束した時間に野へ出て行った。一人の幼い若者が彼と一緒だった。"},{"p":36,"x":"彼は若者に言った。「走って、わたしが射る矢を今すぐ見つけて来い。」若者が走っている間に、彼は若者の向こう側へ矢を射た。"},{"p":37,"x":"若者がヨナタンの射た矢の場所に来た時、ヨナタンは若者の後ろから叫んで、「矢はおまえの向こう側ではないか」と言った。"},{"p":38,"x":"ヨナタンは若者の後ろから叫んだ。「早く行け。急げ。ためらうな。」ヨナタンの若者は矢を拾い集め、主人のところに来た。"},{"p":39,"x":"しかし若者は何も知らなかった。ヨナタンとダビデだけがその合図の意味を知っていた。"},{"p":40,"x":"ヨナタンは自分の武器を若者に渡し、彼に言った。「行って、これを町に運んで行け。」"},{"p":41,"x":"若者が去るとすぐに、ダビデは南の方向にある場所から立ち上がり、顔を地に向けてひれ伏し、三度伏し拝んだ。彼らは互いに口づけし、互いに泣き、ついにはダビデのほうが激しく泣いた。"},{"p":42,"x":"ヨナタンはダビデに言った。「平安のうちに行きなさい。私たちは二人とも主の御名によって誓って、『主がわたしとあなたとの間に、またわたしの子孫とあなたの子孫との間に、永遠におられるように』と言ったからです。」彼は立ち上がって去り、ヨナタンは町へ入って行った。 サムエル記第一 &lt; 20 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":21,"v":[{"p":1,"x":"それからダビデはノブの祭司アヒメレクのところに来た。アヒメレクは震えながらダビデを迎えに出て、彼に言った。「なぜあなたは一人で、だれもあなたと一緒にいないのですか。」"},{"p":2,"x":"ダビデは祭司アヒメレクに言った。「王がわたしに一つの用件を命じ、わたしにこう言われました。『わたしがあなたを遣わす用件、またわたしがあなたに命じたことについて、だれにも何も知らせてはならない。そしてわたしは若者たちを、これこれの場所に指定しておいた。』"},{"p":3,"x":"それゆえ今、あなたの手元に何がありますか。五つのパン、あるいは今あるものをわたしの手にください。」"},{"p":4,"x":"祭司はダビデに答えた。「わたしの手元に普通のパンはありません。ただ聖なるパンがあります。若者たちが女から遠ざかっているのであればですが。」"},{"p":5,"x":"ダビデは祭司に答えて彼に言った。「確かにこの三日ほど、女は私たちから遠ざけられています。わたしが出発した時、たとえそれが普通の旅であったとしても、若者たちの身は聖く保たれていました。まして今日は、彼らの身はなおさら聖いはずです。」"},{"p":6,"x":"そこで祭司は彼に聖なるパンを与えた。そこには、熱いパンを置く日に主の前から取り除かれた供えのパンのほかに、パンがなかったからである。"},{"p":7,"x":"さて、その日、サウルの家来たちの中のある男がそこにいて、主の前に留め置かれていた。その名はエドム人ドエグといい、サウルに属する牧者たちの長であった。"},{"p":8,"x":"ダビデはアヒメレクに言った。「ここ、あなたの手元に槍か剣はありませんか。王の用件が急を要したため、わたしは自分の剣も武器も持って来なかったからです。」"},{"p":9,"x":"祭司は言った。「あなたがエラの谷で殺したペリシテ人ゴリアテの剣なら、見よ、それはここ、エポデの後ろに布に包まれています。もしあなたがそれを取るなら、それを取りなさい。ここにはそれ以外にないからです。」ダビデは言った。「それのようなものはありません。それをわたしにください。」"},{"p":10,"x":"ダビデは立ち上がり、その日サウルを恐れて逃げ、ガテの王アキシュのところへ行った。"},{"p":11,"x":"アキシュの家来たちは彼に言った。「これはその地の王ダビデではありませんか。人々は踊りながら、彼について互いに歌い交わして、こう言っていたではありませんか。 『サウルは千を打ち、 ダビデは万を打った』と。」"},{"p":12,"x":"ダビデはこれらの言葉を胸に刻み、ガテの王アキシュを非常に恐れた。"},{"p":13,"x":"彼は彼らの前で自分の振る舞いを変え、彼らの手の中で気が狂ったふりをし、門の扉に書きなぐり、ひげによだれを流した。"},{"p":14,"x":"するとアキシュは家来たちに言った。「見よ、おまえたちはこの男が狂っているのを見ている。それなのに、なぜ彼をわたしのところに連れて来たのか。"},{"p":15,"x":"わたしには狂人が不足しているとでもいうのか。わたしの前で狂人のように振る舞うために、この男を連れて来たのか。この男がわたしの家に入って来るというのか。」 サムエル記第一 &lt; 21 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":22,"v":[{"p":1,"x":"それゆえダビデはそこを去り、アドラムのほら穴へ逃れた。彼の兄弟たちと、彼の父の全家がそれを聞いた時、彼らはそこへ下って彼のもとへ行った。"},{"p":2,"x":"苦難にある者、負債のある者、心に不満を抱く者は皆、彼のもとに集まり、彼は彼らの指揮官となった。彼と一緒にいたのは約四百人であった。"},{"p":3,"x":"ダビデはそこからモアブのミツペへ行った。彼はモアブの王に言った。「どうか、神がわたしのために何をしてくださるかが分かるまで、わたしの父と母をあなたのところに来させてください。」"},{"p":4,"x":"彼は彼らをモアブの王の前に連れて行き、彼らはダビデが要害にいる間ずっと、王とともに住んだ。"},{"p":5,"x":"預言者ガドはダビデに言った。「要害に留まってはならない。出発して、ユダの地へ行きなさい。」そこでダビデは出発し、ヘレテの森へ来た。"},{"p":6,"x":"サウルは、ダビデと彼と一緒にいる者たちが見つかったと聞いた。さて、サウルはギベアにいて、ラマにあるぎょりゅうの木の下に座り、手に槍を持ち、すべての家来たちが彼の周りに立っていた。"},{"p":7,"x":"サウルは自分の周りに立っている家来たちに言った。「さあ聞け、ベニヤミン人たちよ。エッサイの息子が、あなたがた全員に畑やぶどう畑を与え、あなたがた全員を千人隊の長や百人隊の長にするというのか。"},{"p":8,"x":"あなたがたは皆わたしに逆らって共謀し、わたしの息子がエッサイの息子と契約を結んだ時、わたしにそれを知らせる者はだれもいない。また、あなたがたの中にはわたしのために心を痛める者も、わたしの息子が今日のように、待ち伏せするためにわたしのしもべをわたしに逆らって立ち上がらせたことを、わたしに知らせる者もいない。」"},{"p":9,"x":"その時、サウルの家来たちのそばに立っていたエドム人ドエグが答えた。「わたしはエッサイの息子がノブに来て、アヒトブの子アヒメレクのところへ行くのを見ました。"},{"p":10,"x":"彼は彼のために主に尋ね、彼に食料を与え、ペリシテ人ゴリアテの剣を与えました。」"},{"p":11,"x":"そこで王は人を遣わし、アヒトブの子である祭司アヒメレクと、ノブにいた祭司たちである彼の父の全家を呼び寄せた。彼らは皆、王のもとへ来た。"},{"p":12,"x":"サウルは言った。「さあ聞け、アヒトブの息子よ。」 彼は答えた。「はい、ここにおります、わが主よ。」"},{"p":13,"x":"サウルは彼に言った。「なぜおまえは、エッサイの息子とともにわたしに逆らって共謀し、彼にパンと剣を与え、彼のために神に尋ねて、今日のように彼がわたしに逆らって立ち上がり、待ち伏せするようにしたのか。」"},{"p":14,"x":"するとアヒメレクは王に答えた。「あなたのすべての家来の中で、王の婿であり、あなたの護衛隊の長であり、あなたの家で尊ばれているダビデほど、忠実な者がだれかいるでしょうか。"},{"p":15,"x":"彼のために神に伺ったのは、今日が初めてでしょうか。断じてそうではありません。王が、しもべにも、わたしの父の全家にも、何の責任も負わせられませんように。あなたのしもべは、このすべてのことについて、大小にかかわらず何も知らないからです。」"},{"p":16,"x":"王は言った。「アヒメレクよ、おまえは必ず死ななければならない。おまえも、おまえの父の全家もだ。」"},{"p":17,"x":"王は自分の周りに立っている近衛兵に言った。「行って、主の祭司たちを殺せ。彼らの手もダビデとともにあり、また彼が逃げたことを知っていながら、それをわたしに知らせなかったからだ。」しかし王の家来たちは、主の祭司たちを殺すために手を伸ばそうとはしなかった。"},{"p":18,"x":"王はドエグに言った。「おまえが行って、祭司たちを殺せ。」エドム人ドエグは進み出て、祭司たちを殺し、彼はその日、亜麻布のエポデを着ている八十五人を殺した。"},{"p":19,"x":"彼は祭司たちの町ノブを剣の刃で打ち、男も女も、子どもも乳飲み子も、牛、ろば、羊も、剣の刃で打った。"},{"p":20,"x":"アヒトブの子アヒメレクの息子たちの一人で、名をアビアタルという者が逃れ、ダビデの後を追って逃げた。"},{"p":21,"x":"アビアタルはダビデに、サウルが主の祭司たちを殺したことを告げた。"},{"p":22,"x":"ダビデはアビアタルに言った。「あの日、エドム人ドエグがそこにいた時、彼が必ずサウルに告げるであろうと、わたしは知っていた。あなたの父の家のすべての人の死を招いた責任は、わたしにある。"},{"p":23,"x":"わたしと一緒に留まり、恐れることはない。わたしの命を狙う者はあなたの命を狙う者だからだ。あなたはわたしと一緒なら安全に守られる。」 サムエル記第一 &lt; 22 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":23,"v":[{"p":1,"x":"人々がダビデに告げて言った。「見よ、ペリシテ人がケイラと戦い、打ち場を略奪しています。」"},{"p":2,"x":"それゆえダビデは主に尋ねて、「わたしは行って、これらペリシテ人を打つべきでしょうか」と言った。 主はダビデに言われた。「行ってペリシテ人を打ち、ケイラを救いなさい。」"},{"p":3,"x":"ダビデの人々は彼に言った。「見よ、私たちはここユダで恐れています。ましてケイラへ行き、ペリシテ人の軍勢に向かうなら、なおさらではありませんか。」"},{"p":4,"x":"そこでダビデは再び主に尋ねた。主は彼に答えて言われた。「立ち上がり、ケイラへ下って行きなさい。わたしはペリシテ人をあなたの手に渡すからである。」"},{"p":5,"x":"ダビデと彼の人々はケイラへ行ってペリシテ人と戦い、彼らの家畜を奪い取り、彼らに大打撃を与えた。こうしてダビデはケイラの住民を救った。"},{"p":6,"x":"アヒメレクの子アビアタルがケイラにいるダビデのもとへ逃げて来た時、彼は手にエポデを持って下って来た。"},{"p":7,"x":"サウルは、ダビデがケイラに来たことを告げられた。サウルは言った。「神が彼をわたしの手に渡されたのだ。彼は扉と門の貫の木がある町に入って、閉じ込められたからだ。」"},{"p":8,"x":"サウルは戦いのためにすべての民を呼び集め、ダビデと彼の人々を包囲するためにケイラへ下って行こうとした。"},{"p":9,"x":"ダビデは、サウルが自分に対して悪をたくらんでいるのを知り、祭司アビアタルに言った。「ここにエポデを持って来なさい。」"},{"p":10,"x":"それからダビデは言った。「ああ、イスラエルの神、主よ。サウルがわたしのゆえに町を滅ぼそうと、ケイラに来ようとしていることを、あなたのしもべは確かに聞きました。"},{"p":11,"x":"ケイラの人々は、わたしを彼の手に引き渡すでしょうか。あなたのしもべが聞いたように、サウルは下って来るでしょうか。ああ、イスラエルの神、主よ。どうか、あなたのしもべに教えてください。」 主は言われた。「彼は下って来る。」"},{"p":12,"x":"それからダビデは言った。「ケイラの人々は、わたしとわたしの人々をサウルの手に引き渡すでしょうか。」 主は言われた。「彼らはあなたがたを引き渡すであろう。」"},{"p":13,"x":"そこでダビデと彼の人々、約六百人は立ち上がり、ケイラを出発し、行ける所へ行った。サウルはダビデがケイラから逃げたことを告げられ、そこへ行くのをやめた。"},{"p":14,"x":"ダビデは荒野の要害に留まり、ジフの荒野の山地に留まった。サウルは毎日彼を探したが、神は彼をサウルの手に渡されなかった。"},{"p":15,"x":"ダビデは、サウルが自分の命を狙って出て来たのを見た。ダビデはジフの荒野の森にいた。"},{"p":16,"x":"サウルの子ヨナタンは立ち上がり、森にいるダビデのところへ行き、神にあって彼を力づけた。"},{"p":17,"x":"彼は彼に言った。「恐れることはない。わたしの父サウルの手があなたを見つけることはない。あなたはイスラエルの王となり、わたしはあなたの次に立つ。わたしの父サウルもまた、そのことを知っている。」"},{"p":18,"x":"二人は主の御前で契約を結んだ。ダビデは森に留まり、ヨナタンは自分の家へ帰った。"},{"p":19,"x":"その時、ジフ人たちがギベアのサウルのところに上って来て言った。「ダビデは荒野の南にあるハキラの丘の森の要害で、私たちと一緒に身を隠しているではありませんか。"},{"p":20,"x":"それゆえ今、王よ。王が心から望まれるとおり下って来てください。彼を王の手に引き渡すのは私たちの務めです。」"},{"p":21,"x":"サウルは言った。「あなたがたが主に祝福されるように。あなたがたはわたしをあわれんでくれたからだ。"},{"p":22,"x":"どうか行って、さらに確かめ、彼のいる場所と、そこで彼を見た者を知り、見定めなさい。彼は非常に狡猾であると聞いているからだ。"},{"p":23,"x":"したがって、彼が身を隠しているすべての潜伏場所を見定めて、確かな情報を持ってわたしのところに戻って来なさい。そうすればわたしはあなたがたと一緒に行く。もし彼がその地にいるなら、わたしはユダのすべての氏族の中から彼を探し出すであろう。」"},{"p":24,"x":"彼らは立ち上がり、サウルより先にジフへ行った。しかしダビデと彼の人々は、荒野の南の、アラバにあるマオンの荒野にいた。"},{"p":25,"x":"サウルと彼の人々は彼を探しに行った。それがダビデに告げられると、彼は岩へ下って行き、マオンの荒野に留まった。サウルはそれを聞くと、マオンの荒野でダビデを追撃した。"},{"p":26,"x":"サウルは山のこちら側を行き、ダビデと彼の人々は山のあちら側を行った。ダビデは急いでサウルから逃れようとした。サウルと彼の人々が、ダビデと彼の人々を捕らえようと包囲していたからである。"},{"p":27,"x":"しかし、使者がサウルのところに来て言った。「急いで来てください。ペリシテ人がこの地に襲撃をかけました。」"},{"p":28,"x":"そこでサウルはダビデの追撃から引き返し、ペリシテ人を迎え撃ちに行った。それゆえ人々はその場所をセラ・ハマレコテ*23:28 「セラ・ハマレコテ」は「分かれの岩」を意味する。 と呼んだ。"},{"p":29,"x":"ダビデはそこから上って行き、エン・ゲディの要害に住んだ。 サムエル記第一 &lt; 23 &gt; *23:28 23:28 「セラ・ハマレコテ」は「分かれの岩」を意味する。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":24,"v":[{"p":1,"x":"サウルがペリシテ人を追うことから帰って来た時、「見よ、ダビデはエン・ゲディの荒野にいる」と彼に告げられた。"},{"p":2,"x":"そこでサウルは全イスラエルから三千人のえり抜きの者たちを取り、野やぎの岩々にダビデと彼の人々を探しに行った。"},{"p":3,"x":"彼は道沿いにある羊の囲いに来た。そこにはほら穴があり、サウルは用を足すために入って行った。さて、ダビデと彼の人々は、そのほら穴の奥に座っていた。"},{"p":4,"x":"ダビデの人々は彼に言った。「見よ、主があなたに、『見よ、わたしはあなたの敵をあなたの手に渡す。あなたは自分がよいと思うことを彼に行うがよい』と言われた日です。」それからダビデは立ち上がり、ひそかにサウルの上着の裾を切り取った。"},{"p":5,"x":"その後、ダビデは、サウルの上着の裾を切り取ったことで良心が痛んだ。"},{"p":6,"x":"彼は自分の人々に言った。「わたしが、主の油注がれた者であるわが主に対してこのようなことをし、彼に対して手を伸ばすことは、主にかけて断じてありえない。彼は主の油注がれた者だからである。」"},{"p":7,"x":"こうしてダビデはこれらの言葉で自分の人々を制止し、彼らがサウルに逆らって立ち上がることを許さなかった。サウルはほら穴から起き上がり、自分の道を行った。"},{"p":8,"x":"ダビデもその後起き上がってほら穴から出て行き、サウルの後ろから叫んで、「わが主、王よ」と言った。サウルが後ろを振り返ると、ダビデは顔を地に向けてひれ伏した。"},{"p":9,"x":"ダビデはサウルに言った。「なぜあなたは、『見よ、ダビデはあなたに危害を加えようとしている』と言う人々の言葉に聞き入るのですか。"},{"p":10,"x":"見よ、今日、あなたの目は、主が今日ほら穴の中であなたをわたしの手に渡されたのを見たはずです。ある者たちはあなたを殺すようわたしに勧めましたが、わたしはあなたを惜しみました。そして、『わたしはわが主に対して手を伸ばさない。彼は主の油注がれた者だからである』と言いました。"},{"p":11,"x":"さらに、わたしの父よ、見なさい。そうです、わたしの手にあるあなたの上着の裾を見なさい。わたしはあなたの上着の裾を切り取りながらも、あなたを殺しませんでした。わたしの手に悪意も背きもなく、あなたに罪を犯していないことを、どうか知ってください。それなのに、あなたはわたしの命を取ろうと追い求めています。"},{"p":12,"x":"主がわたしとあなたとの間をさばき、主があなたに報いてくださいますように。しかし、わたしの手はあなたの上に下ることはありません。"},{"p":13,"x":"古の人々のことわざに、『悪者からは悪が出る』と言われている通りです。しかし、わたしの手はあなたの上に下ることはありません。"},{"p":14,"x":"イスラエルの王はだれに向かって出て来たのですか。あなたはだれを追撃しているのですか。死んだ犬ですか。一匹の蚤ですか。"},{"p":15,"x":"それゆえ、主がさばき主となり、わたしとあなたとの間をさばき、見て、わたしの訴えを弁護し、わたしをあなたの手から救い出してくださいますように。」"},{"p":16,"x":"ダビデがこれらの言葉をサウルに語り終えた時、サウルは、「わが子ダビデよ、これはおまえの声か」と言った。サウルは声を上げて泣いた。"},{"p":17,"x":"彼はダビデに言った。「おまえはわたしよりも正しい。おまえはわたしに良くしてくれたが、わたしはおまえに悪を行ったからだ。"},{"p":18,"x":"主がわたしをおまえの手に渡されたのに、おまえはわたしを殺さなかった。今日、おまえはおまえがわたしに良くしてくれたことを明らかにした。"},{"p":19,"x":"人が自分の敵を見つけた時、彼を無事に去らせるだろうか。それゆえ、今日おまえがわたしにしてくれたことのために、主がおまえに良い報いを与えてくださるように。"},{"p":20,"x":"今、見よ、おまえが必ず王となり、イスラエルの王権がおまえの手に堅く立つことを、わたしは知っている。"},{"p":21,"x":"それゆえ今、おまえがわたしの後の子孫を断ち切らず、わたしの父の家からわたしの名を滅ぼさないことを、主にかけてわたしに誓ってくれ。」"},{"p":22,"x":"ダビデはサウルに誓った。サウルは家へ帰ったが、ダビデと彼の人々は要害へ上って行った。 サムエル記第一 &lt; 24 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":25,"v":[{"p":1,"x":"サムエルが死んだ。全イスラエルはともに集まって彼のために嘆き悲しみ、ラマにある彼の家に彼を葬った。ダビデは立ち上がり、パランの荒野へ下って行った。"},{"p":2,"x":"マオンに一人の男がいた。その財産はカルメルにあり、その男は非常に裕福であった。彼には三千匹の羊と一千頭のやぎがおり、彼はカルメルで羊の毛を刈っていた。"},{"p":3,"x":"さて、その男の名はナバル、その妻の名はアビガイルといった。その女は分別があり、顔立ちも美しかった。しかしその男は、粗暴で、行いの悪い男だった。彼はカレブの家系の者であった。"},{"p":4,"x":"ダビデは、ナバルが羊の毛を刈っていると荒野で聞いた。"},{"p":5,"x":"ダビデは十人の若者を遣わし、彼らに言った。「カルメルへ上って行き、ナバルのところへ行き、わたしの名で彼に挨拶しなさい。"},{"p":6,"x":"彼にこう言いなさい。『ご繁栄を。あなたに平安があるように。あなたの家に平安があるように。あなたのすべての持ち物に平安があるように。"},{"p":7,"x":"今、あなたが毛を刈る者たちを抱えていると聞きました。あなたの羊飼いたちは今まで私たちと一緒にいましたが、私たちは彼らに何の害も加えず、彼らがカルメルにいた間ずっと、彼らから何かがなくなることもありませんでした。"},{"p":8,"x":"あなたの若者たちに尋ねてみてください。そうすれば彼らがあなたに教えてくれるでしょう。それゆえ、この若者たちがあなたの目に恵みを得ますように。私たちは祝いの日に来たからです。どうか、あなたの手にあるものを何でも、あなたのしもべたちと、あなたの息子ダビデに与えてください。』」"},{"p":9,"x":"ダビデの若者たちが来て、ダビデの名でこれらすべての言葉をナバルに告げ、そして返事を待った。"},{"p":10,"x":"ナバルはダビデのしもべたちに答えた。「ダビデとは何者か。エッサイの息子とは何者か。近頃、それぞれの主人から逃げ出す奴隷が多くなっている。"},{"p":11,"x":"それなのに、わたしがわたしのパンとわたしの水と、わたしの毛を刈る者たちのために屠った肉を取って、どこから来たのか分からないような者たちに与えなければならないのか。」"},{"p":12,"x":"そこでダビデの若者たちは道を引き返し、戻って来て、これらすべての言葉を彼に告げた。"},{"p":13,"x":"ダビデは自分の人々に言った。「それぞれ自分の剣を帯びよ。」彼らはそれぞれ自分の剣を帯び、ダビデも自分の剣を帯びた。約四百人がダビデの後について上って行き、二百人は荷物のところに留まった。"},{"p":14,"x":"しかし若者たちの一人がナバルの妻アビガイルに告げて言った。「見よ、ダビデが荒野から私たちの主人に挨拶するために使者たちを送ったのに、彼は彼らをののしりました。"},{"p":15,"x":"しかしその人たちは、私たちに対して非常に良くしてくれました。私たちが野にいて彼らと一緒にいた間ずっと、私たちは害を受けることもなく、何かがなくなることもありませんでした。"},{"p":16,"x":"私たちが羊を飼いながら彼らと一緒にいた間ずっと、彼らは夜も昼も私たちにとって城壁となってくれました。"},{"p":17,"x":"それゆえ今、あなたが何をすべきかを知り、よく考えなさい。私たちの主人とその全家には、災いが避けられません。彼はどうしようもないならず者なので、だれも彼に話しかけることができません。」"},{"p":18,"x":"そこでアビガイルは急いで、二百個のパン、二つのぶどう酒の皮袋、調理された五匹の羊、五セア*25:18 一セアは約7リットル、または1.9ガロン、あるいは0.8ペックである。 の炒り麦、百房の干しぶどう、および二百個の干しいちじくの菓子を取り、それらをろばに載せた。"},{"p":19,"x":"彼女は若者たちに言った。「わたしの先に行きなさい。見よ、わたしはあなたがたの後について行く。」しかし彼女は夫のナバルには告げなかった。"},{"p":20,"x":"彼女がろばに乗って山の隠れた所を下って来た時、見よ、ダビデと彼の人々が彼女の方へ下って来たので、彼女は彼らに出会った。"},{"p":21,"x":"さて、ダビデは言っていた。「わたしが荒野でこの男に属するすべてのものを守り、彼に属するものが何一つなくならないようにしたのは、全くの無駄であった。彼は善の代わりに悪をわたしに報いた。"},{"p":22,"x":"もしわたしが朝の光がさすまでに、彼に属するすべての者のうち、男†25:22 直訳「壁に向かって放尿する者」。男性を指す表現。 を一人でも残しておくなら、神がダビデの敵たちにそうされ、さらにそれ以上のことをされるように。」"},{"p":23,"x":"アビガイルがダビデを見た時、彼女は急いでろばから降り、ダビデの前に顔を伏せ、地にひれ伏した。"},{"p":24,"x":"彼女は彼の足元にひれ伏して言った。「わが主よ。この責めはわたしが負います。どうかあなたのはしためにあなたの耳に語らせ、あなたのはしための言葉を聞いてください。"},{"p":25,"x":"どうか、わが主がこのならず者であるナバルを気に留められませんように。彼はその名の通りの者だからです。彼がナバル‡25:25 「ナバル」は「愚か者」を意味する。 という名であるように、愚かさが彼とともにあります。しかし、あなたのはしためであるわたしは、わが主が遣わされた若者たちを見ませんでした。"},{"p":26,"x":"それゆえ今、わが主よ、主が生きておられ、あなたが生きているのと同じほど確かに、主はあなたが血を流す罪を犯し、自らの手で復讐することを思いとどまらせてくださったのですから、今、あなたの敵たちとわが主に悪をたくらむ者たちがナバルのようになりますように。"},{"p":27,"x":"今、あなたのはしためがわが主のもとに持って来たこの贈り物を、わが主の後について行く若者たちに与えてください。"},{"p":28,"x":"どうか、あなたのはしための背きをお赦しください。主は必ずわが主のために確かな家を建てられるからです。わが主が主の戦いを戦っておられ、あなたの生涯にわたってあなたに悪が見出されないからです。"},{"p":29,"x":"人があなたを追撃し、あなたの命を狙って立ち上がっても、わが主の命は、あなたの神、主のもとで、命の包みに大切に包まれています。そしてあなたの敵たちの命は、石投げひものくぼみから投げるように、主が投げ捨てられるでしょう。"},{"p":30,"x":"主がわが主について語られたすべての良いことに従って、あなたに行い、あなたをイスラエルの君主として任命された時、"},{"p":31,"x":"わが主が理由なく血を流したことや、わが主が自ら復讐したことが、わが主にとって良心の痛みや、心のつまずきとなりませんように。主がわが主に良くしてくださった時、あなたのはしためを思い出してください。」"},{"p":32,"x":"ダビデはアビガイルに言った。「今日あなたを遣わしてわたしに会わせてくださったイスラエルの神、主がほめたたえられるように。"},{"p":33,"x":"あなたの分別の良さが祝福されるように。そして、わたしが今日血を流す罪を犯し、自分の手で復讐することを思いとどまらせてくれたあなたが祝福されるように。"},{"p":34,"x":"しかし、わたしがあなたに害を加えることを思いとどまらせてくださったイスラエルの神、生ける主にかけて、もしあなたが急いでわたしに会いに来なかったなら、朝の光がさすまでに、ナバルには確かに男§25:34 直訳「壁に向かって放尿する者」。男性を指す表現。 が一人も残されていなかったであろう。」"},{"p":35,"x":"こうしてダビデは、彼女が彼のために持って来たものを彼女の手から受け取り、彼女に言った。「平安のうちにあなたの家へ上って行きなさい。見よ、わたしはあなたの声に聞き入れ、あなたの願いを受け入れた。」"},{"p":36,"x":"アビガイルがナバルのところに来ると、見よ、彼は王の宴会のような宴会を家で催していた。ナバルはひどく酔っており、その心は陽気であった。それゆえ、彼女は朝の光がさすまで、大小にかかわらず彼に何も告げなかった。"},{"p":37,"x":"朝になって、ナバルの酔いが覚めた時、彼の妻は彼にこれらの事柄を告げた。すると彼の心は麻痺し、石のようになった。"},{"p":38,"x":"そして約十日後、主がナバルを打たれたため、彼は死んだ。"},{"p":39,"x":"ナバルが死んだと聞いた時、ダビデは言った。「ナバルが浴びせた侮辱の訴えを取り上げ、そのしもべを悪から引き止めてくださった主がほめたたえられるように。主はナバルの悪行を彼自身の頭上に返された。」そしてダビデは、アビガイルを自分の妻に迎えるため、彼女に人を遣わして申し入れた。"},{"p":40,"x":"ダビデのしもべたちがカルメルのアビガイルのところに来て、彼女に語って言った。「ダビデはあなたを自分の妻とするために、私たちをあなたのところに遣わしました。」"},{"p":41,"x":"彼女は立ち上がり、顔を地に向けてひれ伏し、「見よ、あなたのはしためは、わが主のしもべたちの足を洗う仕え女です」と言った。"},{"p":42,"x":"アビガイルは急いで立ち上がり、五人の侍女を連れてろばに乗り、ダビデの使者たちの後について行き、彼の妻となった。"},{"p":43,"x":"ダビデはまたエズレルのアヒノアムをめとり、彼女たち二人は彼の妻となった。"},{"p":44,"x":"サウルは、自分の娘でありダビデの妻であるミカルを、ガリムの出身であるライシュの子パルティに与えていた。 サムエル記第一 &lt; 25 &gt; *25:18 25:18 一セアは約7リットル、または1.9ガロン、あるいは0.8ペックである。 †25:22 25:22 直訳「壁に向かって放尿する者」。男性を指す表現。 ‡25:25 25:25 「ナバル」は「愚か者」を意味する。 §25:34 25:34 直訳「壁に向かって放尿する者」。男性を指す表現。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":26,"v":[{"p":1,"x":"ジフ人たちがギベアのサウルのところに来て言った。「ダビデは荒野の前にあるハキラの丘に身を隠しているではありませんか。」"},{"p":2,"x":"そこでサウルは立ち上がり、ジフの荒野でダビデを探すため、イスラエルの三千人のえり抜きの者たちを連れてジフの荒野へ下って行った。"},{"p":3,"x":"サウルは荒野の前にある道沿いのハキラの丘に陣を敷いたが、ダビデは荒野に留まっていた。彼はサウルが自分の後を追って荒野へ来たのを見た。"},{"p":4,"x":"それゆえダビデは斥候たちを遣わし、サウルが確かに来たことを知った。"},{"p":5,"x":"ダビデは立ち上がり、サウルが陣を敷いた場所に来た。ダビデはサウルと、ネルの息子である彼の軍の長アブネルが横たわっている場所を見た。サウルは陣営の真ん中で横たわり、民はその周りに陣を敷いていた。"},{"p":6,"x":"ダビデはヘト人アヒメレクと、ツェルヤの息子でヨアブの兄弟であるアビシャイに答えた。「わたしと一緒に陣営のサウルのところへ下って行く者はだれか。」アビシャイは言った。「わたしがあなたと一緒に下って行きます。」"},{"p":7,"x":"こうしてダビデとアビシャイは夜、民のところに来た。すると見よ、サウルは陣営の真ん中で横たわって眠っており、彼の槍はその頭のところの地面に突き刺してあった。アブネルと民は彼の周りに横たわっていた。"},{"p":8,"x":"アビシャイはダビデに言った。「神は今日、あなたの敵をあなたの手に引き渡されました。それゆえ今、どうかわたしに、槍で彼を一度で地面に突き刺させてください。二度刺す必要はありません。」"},{"p":9,"x":"ダビデはアビシャイに言った。「彼を殺してはならない。主の油注がれた者に向かって手を伸ばし、罪に問われない者がいるだろうか。」"},{"p":10,"x":"ダビデは言った。「主は生きておられる。主ご自身が彼を打たれる。あるいは寿命が尽きるか、戦いに下って滅びる。"},{"p":11,"x":"わたしが主の油注がれた者に向かって手を伸ばすことは、主にかけて断じてありえない。しかし今、彼の頭のところにある槍と水の壺を取って、行こう。」"},{"p":12,"x":"そこでダビデは槍と水の壺をサウルの頭のところから取り、彼らは去って行った。それを見た者も、それに気づいた者も、目を覚ました者もいなかった。主からの深い眠りが彼らの上に落ちたため、彼らは皆眠っていたからである。"},{"p":13,"x":"それからダビデは向こう側へ渡り、遠く離れた山の頂に立った。彼らの間には大きな隔たりがあった。"},{"p":14,"x":"ダビデは民と、ネルの子アブネルに向かって叫んで言った。「アブネル、おまえは答えないのか。」 アブネルは答えた。「王に向かって叫んでいるおまえはだれか。」"},{"p":15,"x":"ダビデはアブネルに言った。「おまえは男ではないか。イスラエルの中におまえのような者がだれかいるだろうか。それなのになぜ、おまえは主君である王を守らなかったのか。民の一人が、おまえの主君である王を殺そうとして入って行ったからだ。"},{"p":16,"x":"おまえの行ったこの事は良くない。主は生きておられる。おまえたちは死に値する。おまえたちが主君、すなわち主の油注がれた者を守らなかったからだ。今、王の槍と、彼の頭のところにあった水の壺がどこにあるか見てみよ。」"},{"p":17,"x":"サウルはダビデの声を知り、言った。「わが子ダビデよ、これはおまえの声か。」ダビデは言った。「わが主、王よ、わたしの声です。」"},{"p":18,"x":"彼は言った。「なぜわが主はそのしもべをこのように追撃されるのですか。わたしが何をしたというのですか。わたしの手にどんな悪があるというのですか。"},{"p":19,"x":"それゆえ今、わが主、王よ。どうか、あなたのしもべの言葉を聞いてください。もしわたしに逆らってあなたを駆り立てたのが主であるなら、主がささげ物を受け入れてくださいますように。しかし、もしそれが人の子らであるなら、彼らが主の御前でのろわれますように。彼らは今日、『行って他の神々に仕えよ』と言って、主の所有の地に連なることから、わたしを追い出したからです。"},{"p":20,"x":"それゆえ今、主の御前から遠く離れた地に、わたしの血が落ちませんように。イスラエルの王は、人が山でしゃこを狩るように、一匹の蚤を探しに出て来られたのですから。」"},{"p":21,"x":"するとサウルは言った。「わたしは罪を犯した。帰って来なさい、わが子ダビデよ。今日、わたしの命があなたの目に貴いものであったから、わたしはもはやあなたに害を加えない。見よ、わたしは愚かなことをし、ひどく間違っていた。」"},{"p":22,"x":"ダビデは答えた。「見よ、王の槍です。若者の一人に渡って来させて、それを取らせてください。"},{"p":23,"x":"主はすべての人に、その人の義と真実の報いを与えられます。今日、主があなたをわたしの手に渡されましたが、わたしは主の油注がれた者に向かって手を伸ばそうとはしなかったからです。"},{"p":24,"x":"見よ、今日あなたの命がわたしの目に尊ばれたように、わたしの命も主の目に尊ばれ、主がすべての苦難からわたしを救い出してくださいますように。」"},{"p":25,"x":"するとサウルはダビデに言った。「わが子ダビデよ。あなたは祝福されるように。あなたは大きなことを行い、また必ず勝つであろう。」こうしてダビデは自分の道を行き、サウルは自分の場所へ帰った。 サムエル記第一 &lt; 26 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":27,"v":[{"p":1,"x":"ダビデは心の中で言った。「今、わたしはいつかサウルの手によって滅ぼされるだろう。ペリシテ人の地に逃れるのが最善だ。そうすればサウルは、イスラエルの全境界でわたしを探すことに絶望し、わたしは彼の手から逃れることができる。」"},{"p":2,"x":"ダビデは立ち上がり、彼と一緒にいた六百人の人々とともに、マオクの息子であるガテの王アキシュのところへ渡って行った。"},{"p":3,"x":"ダビデはガテのアキシュのもとで、彼と彼の人々、それぞれ自分の家族とともに住んだ。ダビデとその二人の妻、エズレル人アヒノアムと、ナバルの妻であったカルメル人アビガイルも一緒であった。"},{"p":4,"x":"ダビデがガテへ逃げたことがサウルに告げられると、彼はもはやダビデを探さなかった。"},{"p":5,"x":"ダビデはアキシュに言った。「もしわたしがあなたの目に恵みを得ているなら、地方の町の一つをわたしに与え、そこに住ませてください。あなたのしもべが王の町にあなたとともに住むべき理由があるでしょうか。」"},{"p":6,"x":"そこでアキシュはその日、彼にツィクラグを与えた。それゆえツィクラグは今日に至るまでユダの王たちに属している。"},{"p":7,"x":"ダビデがペリシテ人の地方に住んだ日数は一年と四か月であった。"},{"p":8,"x":"ダビデと彼の人々は上って行って、ゲシュル人、ギルズ人、およびアマレク人を襲撃した。これらの国々は昔からその地に住んでおり、シュルへ行く道を通ってエジプトの地に至るまで住んでいた。"},{"p":9,"x":"ダビデはその地を打ち、男も女も一人も生かしておかず、羊、牛、ろば、らくだ、および衣服を奪い取って帰り、アキシュのところへ来た。"},{"p":10,"x":"アキシュは言った。「今日、あなたがたはどこへ襲撃をかけたのか。」 ダビデは言った。「ユダの南、エラフメル人の南、およびケニ人の南です。」"},{"p":11,"x":"ダビデは男も女も一人も生かしてガテへ連れて来なかった。「彼らが私たちについて告げて、『ダビデはこのように行い、彼がペリシテ人の地方に住んでいる間中ずっと、これが彼のやり方であった』と言うといけない」と考えたからである。"},{"p":12,"x":"アキシュはダビデを信じて言った。「彼は自分の民イスラエルにすっかり忌み嫌われるようになった。それゆえ、彼はいつまでもわたしのしもべとなるであろう。」 サムエル記第一 &lt; 27 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":28,"v":[{"p":1,"x":"そのころ、ペリシテ人はイスラエルと戦うために軍勢を集めた。アキシュはダビデに言った。「あなたとあなたの人々が、わたしとともに軍勢に加わって出陣してもらう。」"},{"p":2,"x":"ダビデはアキシュに言った。「それなら、あなたはしもべが何をするかをご覧になるでしょう。」 アキシュはダビデに言った。「それなら、わたしはあなたをいつまでもわたしの護衛としよう。」"},{"p":3,"x":"さて、サムエルは死んでおり、全イスラエルは彼のために嘆き悲しみ、彼の町ラマに彼を葬っていた。サウルは霊媒や口寄せをする者をその地から追放していた。"},{"p":4,"x":"ペリシテ人は集まり、シュネムに来て陣を敷いた。サウルは全イスラエルを集め、彼らはギルボアに陣を敷いた。"},{"p":5,"x":"サウルはペリシテ人の軍勢を見た時、恐れ、その心は激しく震えた。"},{"p":6,"x":"サウルが主に尋ねても、主は夢によっても、ウリムによっても、預言者たちによっても彼にお答えにならなかった。"},{"p":7,"x":"そこでサウルは家来たちに言った。「霊媒の女を探しなさい。わたしが彼女のところへ行って尋ねるためだ。」 家来たちは彼に言った。「見よ、エン・ドルに霊媒の女がいます。」"},{"p":8,"x":"サウルは変装して別の衣服を着、二人の男を連れて、夜、その女のところへ行った。彼は言った。「どうか霊媒によってわたしのために占い、わたしが名を挙げる者を呼び上げてください。」"},{"p":9,"x":"女は彼に言った。「見よ、あなたはサウルがしたことを知っています。彼が霊媒や口寄せをする者をこの地から断ち切ったことを。それなのに、なぜあなたはわたしの命に罠を仕掛け、わたしを死なせようとするのですか。」"},{"p":10,"x":"サウルは主にかけて彼女に誓って言った。「主は生きておられる。この事であなたに罰が下ることはない。」"},{"p":11,"x":"そこで女は言った。「だれを呼び上げましょうか。」 彼は言った。「サムエルを呼び上げてください。」"},{"p":12,"x":"女がサムエルを見た時、彼女は大声で叫んだ。女はサウルに言った。「なぜあなたはわたしをだましたのですか。あなたはサウルではありませんか。」"},{"p":13,"x":"王は彼女に言った。「恐れることはない。何が見えるのか。」 女はサウルに言った。「神のような方が地から上って来るのが見えます。」"},{"p":14,"x":"彼は彼女に言った。「どのような姿か。」 彼女は言った。「老人が上って来ます。上着をまとっています。」サウルはそれがサムエルであることを知り、顔を地に向けてひれ伏した。"},{"p":15,"x":"サムエルはサウルに言った。「なぜわたしを呼び上げて、わたしを煩わせるのか。」 サウルは答えた。「わたしは非常に苦しんでいます。ペリシテ人がわたしに戦いを仕掛け、神はわたしから去られ、預言者たちによっても、夢によっても、もはやわたしにお答えにならないからです。それで、わたしが何をすべきかを教えていただくために、あなたをお呼びしました。」"},{"p":16,"x":"サムエルは言った。「主があなたから去り、あなたの敵となられたのに、なぜあなたはわたしに尋ねるのか。"},{"p":17,"x":"主は、わたしを通して語られたとおりに、あなたに行われた。主は王位をあなたの手から引き裂き、それをあなたの隣人ダビデに与えられた。"},{"p":18,"x":"あなたが主の声に聞き従わず、アマレクに対する主の激しい怒りを実行しなかったので、主は今日、この事をあなたに行われた。"},{"p":19,"x":"さらに主は、あなたとともにイスラエルをもペリシテ人の手に渡される。明日、あなたとあなたの息子たちはわたしとともにいるであろう。主はイスラエルの軍勢をもペリシテ人の手に渡される。」"},{"p":20,"x":"その時、サウルはサムエルの言葉のために非常に恐れ、すぐに全身を地に投げ出して倒れた。彼には力がなかった。その日一日中、またその夜一晩中、パンを食べていなかったからである。"},{"p":21,"x":"女はサウルのところに来て、彼がひどく取り乱しているのを見て言った。「見よ、あなたのはしためはあなたの声に聞き従いました。わたしは命を懸けて、あなたがわたしに語られた言葉を聞き入れました。"},{"p":22,"x":"それゆえ今、どうかあなたもはしための声に聞き従い、わたしにパンの一切れをあなたの前に置かせてください。それを食べて、旅立つ力をつけてください。」"},{"p":23,"x":"しかし彼は拒んで、「わたしは食べない」と言った。それでも家来たちと女が強く勧めたので、彼は彼らの声に聞き従った。そこで彼は地から起き上がり、寝台の上に座った。"},{"p":24,"x":"女は家に肥えた子牛を持っていたので、急いでそれを屠った。また粉を取り、それをこねて、種なしパンを焼いた。"},{"p":25,"x":"彼女はそれをサウルとその家来たちの前に出し、彼らは食べた。それから彼らは立ち上がり、その夜のうちに去って行った。 サムエル記第一 &lt; 28 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":29,"v":[{"p":1,"x":"ペリシテ人は全軍勢をアフェクに集めた。イスラエル人はエズレルにある泉のそばに陣を敷いた。"},{"p":2,"x":"ペリシテ人の君主たちは、百人隊、千人隊を率いて進んで行き、ダビデとその人々もアキシュとともに最後尾を進んで行った。"},{"p":3,"x":"するとペリシテ人の君主たちは言った。「このヘブル人たちは何なのか。」 アキシュはペリシテ人の君主たちに言った。「これはイスラエルの王サウルの家来ダビデではないか。彼はこの日々、いやこの年々、わたしとともにいたが、彼がわたしのところに逃げて来た日から今日に至るまで、わたしは彼に何の落ち度も見つけていない。」"},{"p":4,"x":"しかしペリシテ人の君主たちは彼に向かって怒り、彼に言った。「この男を送り返し、あなたが彼に指定した場所へ帰らせなさい。私たちとともに戦いに下って行かせてはならない。戦いの中で私たちの敵となるかもしれないからだ。この男がどうやって自分の主君と和解するというのか。ここにいる兵士たちの首を手土産にする以外にないではないか。"},{"p":5,"x":"このダビデは、人々が踊りながら互いに歌い交わして、 『サウルは千を打ち、 ダビデは万を打った』 と言った者ではないか。」"},{"p":6,"x":"そこでアキシュはダビデを呼んで言った。「主は生きておられる。あなたは誠実な者だ。あなたがわたしとともに軍務に就くことは、わたしには好ましい。あなたがわたしのところに来た日から今日に至るまで、わたしはあなたに悪を見つけていない。しかし、君主たちはあなたを好ましく思っていない。"},{"p":7,"x":"それゆえ今、帰りなさい。ペリシテ人の君主たちを怒らせないように、平安のうちに行きなさい。」"},{"p":8,"x":"ダビデはアキシュに言った。「しかし、わたしが何をしたというのですか。わたしがあなたに仕えるようになった日から今日に至るまで、あなたはしもべに何を見つけたというのですか。わたしが行って、わが主、王の敵と戦ってはならないとは。」"},{"p":9,"x":"アキシュはダビデに答えた。「分かっている。あなたはわたしの目には神の使いのように信頼できる。それでもペリシテ人の君主たちは、『彼を私たちとともに戦いに上らせてはならない』と言ったのだ。"},{"p":10,"x":"それゆえ今、あなたとともに来たあなたの主君の家来たちと一緒に、朝早く起きなさい。朝早く起き、明るくなったらすぐに出発しなさい。」"},{"p":11,"x":"そこでダビデとその人々は、朝早く出発するために早く起き、ペリシテ人の地へ帰って行った。ペリシテ人はエズレルへ上って行った。 サムエル記第一 &lt; 29 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":30,"v":[{"p":1,"x":"三日目に、ダビデとその人々がツィクラグに来た時、アマレク人は南とツィクラグに襲撃をかけていた。彼らはツィクラグを打ち、火で燃やし、"},{"p":2,"x":"その中にいた女たちと、小さい者から大きい者まで、すべての人を捕虜にしていた。彼らは一人も殺さず、人々を連れ去って自分たちの道を行っていた。"},{"p":3,"x":"ダビデとその人々が町に来ると、見よ、町は火で燃やされ、彼らの妻、息子、娘たちは捕虜となっていた。"},{"p":4,"x":"そこでダビデと彼とともにいた民は、もはや泣く力がなくなるまで声を上げて泣いた。"},{"p":5,"x":"ダビデの二人の妻、エズレル人アヒノアムと、カルメル人ナバルの妻であったアビガイルも捕虜となっていた。"},{"p":6,"x":"民が皆、それぞれ自分の息子と娘のことで悲しみに苦しみ、ダビデを石で打とうと言ったため、ダビデは非常に苦しんだ。しかしダビデは、彼の神、主にあって自らを強めた。"},{"p":7,"x":"ダビデはアヒメレクの子である祭司アビアタルに言った。「どうか、エポデをわたしのところに持って来てください。」アビアタルはエポデをダビデのところに持って来た。"},{"p":8,"x":"ダビデは主に尋ねて言った。「わたしはこの略奪隊を追撃すべきでしょうか。彼らに追いつけるでしょうか。」 主は彼に答えられた。「追撃せよ。あなたは必ず彼らに追いつき、間違いなくすべてを取り戻す。」"},{"p":9,"x":"そこでダビデは、彼とともにいた六百人とともに出発し、ベソル川に来た。疲れて後に残った者たちは、そこにとどまった。"},{"p":10,"x":"しかしダビデは、彼と四百人で追撃を続けた。二百人は、疲れ果ててベソル川を渡ることができず、後に留まったからである。"},{"p":11,"x":"彼らは野で一人のエジプト人を見つけ、彼をダビデのところに連れて来た。彼らがパンを与えると、彼は食べ、彼らは彼に水を飲ませた。"},{"p":12,"x":"また、いちじくの菓子の一切れと、干しぶどう二房を与えた。彼がそれを食べると、彼は元気を取り戻した。彼は三日三晩、パンも食べず、水も飲んでいなかったからである。"},{"p":13,"x":"ダビデは彼に言った。「あなたはだれのものか。どこから来たのか。」 彼は言った。「わたしはエジプト人の若者で、アマレク人の奴隷です。三日前に病気になったため、主人はわたしを置き去りにしました。"},{"p":14,"x":"私たちはケレテ人の南と、ユダに属する地と、カレブの南に襲撃をかけ、ツィクラグを火で燃やしました。」"},{"p":15,"x":"ダビデは彼に言った。「わたしをその略奪隊のところへ連れて下ってくれるか。」 彼は言った。「わたしを殺さず、また主人の手に引き渡さないと、神にかけてわたしに誓ってください。そうすれば、あなたをこの略奪隊のところへ連れて下りましょう。」"},{"p":16,"x":"彼がダビデを連れて下ると、見よ、彼らは地一面に広がって、飲み食いし、踊っていた。ペリシテ人の地とユダの地から奪い取った非常に多くの分捕り品のためであった。"},{"p":17,"x":"ダビデは夕暮れから翌日の夕方まで彼らを打った。彼らのうち、らくだに乗って逃げた四百人の若者たちのほかには、一人も逃れなかった。"},{"p":18,"x":"ダビデはアマレク人が奪い去ったすべてのものを取り戻した。ダビデは二人の妻も救い出した。"},{"p":19,"x":"小さい者から大きい者まで、息子も娘も、分捕り品も、彼らが奪い去ったものも、何一つ欠けるものはなかった。ダビデはすべてを取り戻した。"},{"p":20,"x":"ダビデはすべての羊と牛を取った。人々はそれらの家畜をほかの家畜の前で追い立て、「これはダビデの分捕り品だ」と言った。"},{"p":21,"x":"ダビデは、疲れ果ててダビデについて行くことができず、ベソル川に留まらせておいた二百人のところに来た。彼らはダビデを迎え、また彼とともにいる民を迎えるために出て来た。ダビデが彼らに近づくと、彼らに挨拶した。"},{"p":22,"x":"すると、ダビデとともに行った者たちのうちの悪意あるならず者たちが答えた。「彼らは私たちとともに行かなかったのだから、私たちが取り戻した分捕り品は彼らに与えない。ただ、それぞれが自分の妻と子どもたちを連れて去るのはよい。」"},{"p":23,"x":"しかしダビデは言った。「わたしの兄弟たちよ、主が私たちに与えてくださったものについて、あなたがたはそのようにしてはならない。主は私たちを守り、私たちに向かって来た略奪隊を私たちの手に渡されたのだ。"},{"p":24,"x":"この事について、だれがあなたがたの言うことに聞き従うだろうか。戦いに下って行った者の分は、荷物のそばに留まった者の分と同じである。彼らは同じように分け合わなければならない。」"},{"p":25,"x":"その日以来、ダビデはそれをイスラエルのための掟と定めとしたので、今日に至るまでそうなっている。"},{"p":26,"x":"ダビデはツィクラグに来ると、分捕り品の一部を彼の友人であるユダの長老たちに送って言った。「見よ、主の敵からの分捕り品の一部を、あなたがたへの贈り物とします。」"},{"p":27,"x":"それは、ベテルにいる人々、南のラモテにいる人々、ヤティルにいる人々、"},{"p":28,"x":"アロエルにいる人々、シフモテにいる人々、エシュテモアにいる人々、"},{"p":29,"x":"ラカルにいる人々、エラフメル人の町々にいる人々、ケニ人の町々にいる人々、"},{"p":30,"x":"ホルマにいる人々、ボラシャンにいる人々、アタクにいる人々、"},{"p":31,"x":"ヘブロンにいる人々、そしてダビデとその人々がかつて留まっていたすべての場所にいる人々に送られた。 サムエル記第一 &lt; 30 &gt; これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]},{"c":31,"v":[{"p":1,"x":"さて、ペリシテ人はイスラエルと戦った。イスラエルの男たちはペリシテ人の前から逃げ去り、ギルボア山で討たれて倒れた。"},{"p":2,"x":"ペリシテ人はサウルとその息子たちに追いつき、サウルの息子たちであるヨナタン、アビナダブ、マルキ・シュアを殺した。"},{"p":3,"x":"戦いはサウルに激しく迫り、弓を射る者たちが彼に追いついた。彼は弓兵に傷を負わされ、ひどく苦しんだ。"},{"p":4,"x":"その時、サウルは自分の武器を持つ者に言った。「おまえの剣を抜き、それでわたしを刺し貫け。あの割礼を受けていない者たちが来て、わたしを刺し貫き、わたしを辱めることがないためだ。」しかし、武器を持つ者はひどく恐れて、そうしようとはしなかった。それでサウルは自分の剣を取り、その上に倒れ込んだ。"},{"p":5,"x":"武器を持つ者はサウルが死んだのを見て、自分も剣の上に倒れ込み、彼とともに死んだ。"},{"p":6,"x":"こうしてサウルと、その三人の息子、武器を持つ者、そして彼のすべての部下は、その同じ日にともに死んだ。"},{"p":7,"x":"谷の向こう側、またヨルダン川の向こう側にいたイスラエルの男たちは、イスラエルの男たちが逃げたこと、またサウルとその息子たちが死んだことを見ると、町々を捨てて逃げ去った。そしてペリシテ人が来てそこに住んだ。"},{"p":8,"x":"翌日、ペリシテ人が殺された者たちから身ぐるみをはぐために来た時、サウルとその三人の息子がギルボア山に倒れているのを見つけた。"},{"p":9,"x":"彼らはサウルの首を切り落とし、その武具をはぎ取り、ペリシテ人の地の周囲に使者を送り、偶像の宮々と民にその知らせを伝えた。"},{"p":10,"x":"彼らはサウルの武具をアシュタロテの宮に置き、その体をベテ・シャンの城壁に打ち付けた。"},{"p":11,"x":"ヤベシュ・ギレアデの住民は、ペリシテ人がサウルにしたことを聞いた。"},{"p":12,"x":"すべての勇士たちは立ち上がり、夜通し歩いて、サウルの体とその息子たちの体をベテ・シャンの城壁から取り下ろした。彼らはヤベシュに来て、そこで彼らを火で燃やした。"},{"p":13,"x":"彼らはその骨を取り、ヤベシュにあるぎょりゅう*31:13 または「塩杉」。 の木の下に葬り、七日の間断食した。 サムエル記第一 &lt; 31 &gt; *31:13 31:13 または「塩杉」。 これは翻訳の草案です。この聖書翻訳をより良いものにするため、改善のご提案を ebible.org+jpnm@gmail.com までお寄せください。 Public Domain"}]}]}